28 ページ28
藤井くん…流星くんと付き合ってから数ヶ月。お隣さんやし付き合う前と変わったことと言えば呼び方くらいで。お家でゆっくりのんびりするのが好きらしく、よくお家デートをしている。
今日も流星くんの家でゆっくりしてたら、インターホンが鳴る。
青「なんか頼んでたっけ、取りに行ってくるな」
『ん、いってらっしゃい』
なかなか帰ってこない流星くんに不思議に思い玄関まで行けば何やらお友達が遊びにきたようだった。
緑「あ!Aさんやろ?」
赤「俺もみたい〜!」
桃「どうもお邪魔します!」
青「入るな、帰れ」
流星くんの声を無視して愉快な3人組が入ってくる。1人は後輩の小瀧くんだから知ってるんやけど。
緑「え!聞いてた以上に別嬪さんやん!」
赤「流星まじか!ええなあ…」
桃「へへ、俺の先輩かわええやろ?」
『ど、どうも…?』
青「こうなるから嫌やったのに…」
わいわいと囲まれて。自己紹介をしてもらって、流星くんに彼女として紹介される。そうか、わたし彼女なのか…と頬が少し赤くなる。そして噂の神ちゃんは流星くんの言う通り可愛らしい。
嫌々言うてる流星くんやけど、その顔は優しく楽しそうで。
『ふふ、楽しそうやね』
青「せっかくのデートやのに…」
赤「流星ー!コントローラーどこ〜?!」
青「あれ、テレビの横にない?」
そう言って友達4人の元へいく流星くん。ほらね、なんやかんや楽しそうやろ?ゲームをしていれば時間は来るもんで、晩御飯の用意でもしようかとキッチンへ向かう。
キッチンに立った私に気がついた小瀧くんがご飯食べたい!なんて言うから断れずにOKをしてしまう。作る分量増えるだけやし…。準備を進めてたら背後に気配を感じる。後ろにいたのは流星くんで。
『あれ、ゲームはええの?』
青「ん、手伝う、大変やろ?たくさん作るの」
『ありがとう、ほんならそっちの野菜切ってくれる?』
2人で作業すればすぐに料理は完成するわけで。完成した料理をゲームをする3人の元へ持っていけばキラキラと輝いた目でみてくれる。
桃「うまそ〜!!」
赤「このニラ切ったの流星やろ?繋がってんで」
緑「めっちゃいい匂いする!」
三者三様の感想が聞けたところでご飯を食べ始める。みるみるなくなってく料理たちと彼らの胃袋に驚かされる。
ご飯も食べ終わればいい時間で、彼らは帰るようだった。
333人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和花(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてました!また、他の作品できましたら読みに来ますね♡ (2023年3月1日 10時) (レス) @page33 id: a2603959e4 (このIDを非表示/違反報告)
千歳あめ - とても面白くてお気に入りになりました!ふわふわ流星くんかわいい!(◍•ᴗ•◍) (2023年2月28日 23時) (レス) @page33 id: a0f783b703 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:(笑) | 作成日時:2023年1月17日 12時