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ある日の土曜日のこと。特に予定もなく1人で家のことをこなしていれば、インターホンがなる。お昼を作る手を止めて、なんかの勧誘か？？と思いモニターを覗けば小瀧くんが写っていて。ギョッとして玄関まで行き扉を開ける。
桃「流星！遅い！？？ってえ、Aさん…？」
『いや、小瀧くんどうしてウチに…？』
桃「え、な、なんで？！俺流星の家に来たつもりで」
流星…？小瀧くんのお友達だろうか。2人であわあわしていれば横の扉が開く。
『あ、藤井くん』
桃「流星！」
青「…こんちには？」
出てきた本人は状況を把握してないのか呑気に挨拶してくる。え、どういうこと…？2人って知り合いやったん？あれ、そういえば藤井くんの下の名前って流星やったっけ？だいぶ前に自己紹介されとったけど、苗字で呼んどるからあってるか不安だ。
青「あれ、なんでAさんが…？望と話しとるん？」
桃「いやいや、流星こそ！なんで知っとるん？！」
『まあ、お隣さんやし』
青「あ、Aさん家からええ匂いする、食べたい、あかん？」
『別にええけど小瀧くんと約束しとるんちゃうん？』
青「望とも知り合いなんですよね？2人で行ったら迷惑ですか？」
『まあ別にええけど』
ポカーンとしとる小瀧くんを無視して私の家でご飯食べることになったけどええの？なんか約束してたんちゃう…？それこそせっかくの休日に上司とご飯は嫌やろ。
『小瀧くんは嫌やない？』
桃「…え、ほんま、え？食べたいですけど、ちょっと名探偵小瀧が出動している」
『うん？とりあえず2人ともいらっしゃい…？』
2人を案内し、お昼の続きを作る。少し多めに作ってたトマトソースは全てお昼で使い切りそうだ。手洗いを終えた2人がリビングにやってくる。小瀧くんを机に案内した藤井くんは匂いに釣られてキッチンへ入ってきていた。
青「んふ、おいしそ」
『あと少しでパスタ茹で上がるし…すぐできんで。せや、サラダだけ用意してもらってもええ？』
青「はい、冷蔵庫開けますね」
何度か一緒にご飯を食べたこともあり、慣れた様子でうちの冷蔵庫を開けてサラダを作ってくれる。その様子を何やら探るようにみてくる小瀧くん。手がガリレオになっている。
パスタが茹で上がり、トマトソースと和えていく。お皿を用意して盛り付ける。盛り付けたパスタを当然のように運んでくれる藤井くん。なんか不思議やな。お隣さんと後輩とご飯を食べる日が来るなんて。
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和花(プロフ) - 毎回更新楽しみにしてました！また、他の作品できましたら読みに来ますね♡ (2023年3月1日 10時) (
レス) @page33 id: a2603959e4 (このIDを非表示/違反報告)
千歳あめ - とても面白くてお気に入りになりました！ふわふわ流星くんかわいい！(◍•ᴗ•◍) (2023年2月28日 23時) (レス) @page33 id: a0f783b703 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(笑) | 作成日時：2023年1月17日 12時
