キスに関するテスト問題【赤羽業】

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カルマが首を傾げてにやりと笑う





「じゃあ、ゲーム開始の合図としてキスしとく？」



『…あのね〜欲張りすぎちゃいけないよ、カルマクン。』




少し強気に出た私にカルマは素で嫌な顔をする




「うわ、Aのクン付けキモいからやめて」



「キモいって失礼な」



「てかさ、練習しとかないと失敗しちゃうかもよ」



「あんたに練習は必要ない！」





って言ってんのに、カルマの手は私の肩を抱き寄せて既に唇を重ねていた





実行されてしまうと、私の負け



こいつのキスは思考能力を奪ってしまう力をもってるから





激しいけど、どこか優しげなキス





もし、将来の彼女にこんなキスしたらその子は惚れ込んじゃうだろーなぁ…………





頭が働かないのにそんなこと考える意外とバカな私





…………じゃあ、私は？




そう思った瞬間、無意識の内に私は声をもらしてた


『…んﾝｯ……』





無意識に出た声は、思ったより恥ずかしい感じで…





その声に反応するようにカルマはキスを激しくする


肩を抱き寄せる手の力が強くなる





長いキスは終わった





『はぁー…息、くるしっ…』



「まだまだだね、A」



『前より長いんだもん！！』



「これから、もっと上手くなってね？」





優しい声でこの台詞……やっぱ、悪魔だわこいつ

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