カルマくんと夕涼み６ ページ14
カルマくんと、ラムネを一緒に飲んだ日、
キスをした後、彼は何事もなかったかのように、また他愛のない話を始めた。
夕焼けの時間になり、カルマくんの赤い髪は、夕焼け色が溶け込んで、美しく深みのある色に染まっていた。
ちょっと寂しげな美しさは、それはもう、心を奪われるくらいキレイで、
目を細めて見惚れた。
夕焼けの時間が終わり日も暮れてしまうと、
公園内は、すっかり暗くなってしまったので、二人はそれぞれの家路に着いた。
飲み終わったラムネ瓶にビー玉の当たる音が寂しくて、ずっと耳に残っていた。
…カルマくん……。
家に帰ってから私は、泣きそうになった。
優しく触れたカルマくんのキスを思い出すと胸が痛くて。
私は、勇気がなくて何も聞けなかった。
でも、
息苦しいくらいドキドキしながら、カルマくんと日が暮れていく街を見ていたその時間は、
幻のように朧げで、幸せな刻だった。
そして、映画に行く日にちと待ち合わせ場所も決まり、またカルマくんと会えることになった。
カルマくんにまた会えると思うと、心が弾んでしまう。
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七衣(プロフ) - コメントありがとうございます！！体重、一緒くらいでしたか？！軽くて羨ましいです♪これからもよかったら読んで下さいね☆ (2015年7月28日 0時) (携帯から) (
レス) id: e0bee7513e (このIDを非表示/違反報告)
七衣(プロフ) - 紫苑さん» コメントありがとうございます！！、頑張って続きを書きますので、よかったら、これからも読んで下さいね☆ (2015年7月28日 0時) (携帯から) (レス) id: e0bee7513e (このIDを非表示/違反報告)
あいす。(プロフ) - 続きが楽しみです♪応援してます！カルマ君と近所…うらやましっ！！！体重がすッごい近いから嬉しい＾＾ (2015年7月27日 10時) (レス) id: 25253d784b (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 展開が楽しみです〜♪ (2015年7月25日 23時) (レス) id: b0cc2ec2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：七衣 | 作成日時：2015年7月23日 11時
