まるで天使 ページ8
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暗転して、Aが下に降りてきた
スカートを放り投げて、俺の横にスタンバイする
JM「痩せた?」
「脚見せるっていうから絞った」
SF「足元上がりますよー」
「はい」
JM「はい」
先ほどとは打って変わって、バキバキのダンスをするメドレー
防弾少年団の歌に高いコーラスを入れるAは、さすが、釜山芸術高等学校次席なだけあって、男の俺らに混ざっていても見劣りしないぐらいの表現力だ
「、、、ぉわっ」
終盤にさしかかって、後ろに下がる時に8cmほどのヒールを履いてるAがつまづいた
咄嗟に手を出そうとしたけど、その必要はなかった
TH「、、、、あぶな、立ち位置ずらしててよかった」
Aの腰に片方の腕を回し、もう片方の腕を後ろから肩に回したテヒョン、Aが後ろから抱きつかれた形になってる
あぶなかったね、A、とAの頬に顔を寄せて話すテヒョンの姿を見て、変な気持ちが生まれた
変な塊を心臓にぶつけたような、そんな感覚
それはお世辞にも気持ちの良い感情ではなく
この黒い感情を抱えたまま、年末の音楽番組は大盛況に終わった
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もーちゃん(プロフ) - はじめまして!何度も読み返すくらい大好きなお話なので更新とても嬉しいです!ありがとうございます! (2020年11月9日 2時) (レス) id: d6f0a7e858 (このIDを非表示/違反報告)
sss_ao(プロフ) - ちみさん» ありがとうございます^^ (2019年1月29日 9時) (レス) id: 2ecaab4718 (このIDを非表示/違反報告)
ちみ - 面白かったです!更新楽しみにしてます (2019年1月28日 18時) (レス) id: b31a36b684 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みみ | 作成日時:2019年1月27日 22時