今日も明日も。JM

自己紹介します ページ17

.JM






［今回はソロでデビューしたてのAさんと、世界のBTSさんからジミンさんが来てくれています！］





「「よろしくお願いします」」





やばい、とおもった頃にはAは緊張でガチガチ、緊張がやっと溶けた頃にはリハーサルが終了し本番が始まる直前だった





JM「自己紹介相変わらず変わってないのにそのままでいくの」






「まじでこれ以外言うことがない考えらんない」






JM「はあ」






『あ、Aさん、デビューアルバム聴きましたよ〜！すごく素敵でした！』







俺たちがこそこそと二人で話していると、見知らぬ男が入ってきた




あ、この人最近話題の俳優だ、Aの人見知り大丈夫かな




「ほんとですか？嬉しいです、ありがとうございます。私も新しいドラマ見ましたよ、素敵でした。」






開いた口が塞がらない、とはこのことか






ニッコリと笑顔で話すAをみて驚いた


俺たちにしか懐いてなかったのに(懐いているのかどうかは知らんが)




『Aさんいつもクールだから話せて嬉しいです〜、笑った方が可愛いのに。あ、そうだよかったら連絡先交換しません？』





と、爽やかイケメン俳優が言う




「、、、あ、えと、」



あ、いつもの困ってる時のAの顔だ



なんで困ってるんだ？









JM「こいつ携帯電話今水没しちゃってて、良かったら僕の連絡先教えとくんで後でこいつに送っときましょうか？」







『そうなんですか！じゃあまた携帯が直ったら聞き直します！ジミンさんもありがとうございました！』




そう言って去っていく俳優さんを見届けながら、静かにホッと息を吐くAを見逃せなかった





JM「携帯ポケットの中に入ってんだろ」







「や、あんまり言わない方がいいとおもって、、断り方がわかんなくて困った」






初めてジミンに感謝したわ、と言うAのおでこを軽く叩き、俺は一番疑問に思っていることを尋ねた




JM「お前、俺ら以外と話せたんだ」




「あんなん話せてないよ、オンニに初めて話す人に話しかけられた時の対処法を教えてもらってて、それを試しただけ。」






なんだそれ









「なに、ジミン。なんか嬉しそうな顔してるの意味わかんない、なんかウザいよ」









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