バロウズ(過去) - 予知 ページ13
夢主は魔人+バロウズのsp
バロウズがAの家に来てから見たものは悲惨な姿なAであった。
理由はただ一つである。マフィアを片付けていたのだろう。
「A！本当に大丈夫なのか！？」
『うん。そんな心配はいらないよ。』
「でもッ……。」
小さな体躯と言い、脚と言い、何があったからを示唆するように白い包帯に赤く滲んでいた。そして、顔にも掠った痕跡が赤く残されている。
『あの、両手が物を握るのが少し難しいから、食事はまた今度にしようって連絡したのに…。』
Aは眉を下げて“ごめん、作ってないの”と言った。
「いや、ならば僕が作ろう。いくら魔人でも何も食べないのは辛いだろ。」
『ありがとう、ラッセル！じゃあ、見守るだけにするね。』
Aは心配そうにバロウズを見つめた。“本当に大丈夫なのか”と示唆するように。一方バロウズは人間同様の表情をするAが魔人だという事を忘れ真っ直ぐに惚けていた。
『…ラッセル？僕の顔をまじまじと見てどうかした？』
「Aはなんで魔人になったんだ？」
『なんでだろうね？でも、ラッセルの役に立てるようになったよ。』
「そればっかりじゃないか。」
いつもこの回答しかしない。優しく微笑む奥には何がかくてれいるのか思考を巡らせながら食材を切る。
『市長の座を狙い、父親に怨恨を抱くあなたは知るべきでないから。』
Aは“ラッセルに曲がった道に進んで欲しくない”このことを一途に思っていた。
「父親にどんな感情を抱いていようとAには関係ないだろ。」
『ラッセル。僕は絶対に君の味方でいるから。』
核心を突かれてそっぽを向いたように返すとAは向日葵の様に優しい笑顔を浮かべて真っ直ぐにバロウズを見つめていた。その頬には涙が伝っていた。
終わり
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くれは(プロフ) - てえてえですわ…フーゴ君LOVEですわ！！ (12月3日 13時) (
レス) id: a0819c9931 (このIDを非表示/違反報告)
アルバート - バロウズｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ好きですほんとにありがとうございまs（ (2022年9月26日 15時) (レス) @page12 id: 975a7d9699 (このIDを非表示/違反報告)
ケルベロス - リクエストいいですか？ (2021年12月12日 17時) (レス) id: f661112be3 (このIDを非表示/違反報告)
梅昆布 - 初めまして。リクエストで「構って」と言ってみたをお願いします。 (2020年11月16日 17時) (レス) id: f6d00de4b1 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶきつね(プロフ) - ねむりねこさん» そう言っていただけるとありがたいです！更新頑張ります！！ (2020年4月8日 0時) (レス) id: 3e56889792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぶきつね | 作成日時：2020年3月27日 0時
