出会い−9:1が丁度いい ページ10
Aは様々な
ピンポーン！！
「あっちだ！行くぞ！」
『は、はいぃ！』
突如レセプターがなり、即座に反応するは1146番。新人でまったくもって経験のないAは少し混乱していた。
Aは1146番に促されるままに走った。
★≡＝― ★≡＝― ★≡＝― ★≡＝―
細菌が赤血球達を追い回して今にも襲い掛かろうとしていた。
「オラァァァ！！雑菌共ォォ！！」
『ッう！！…さっきより数が多くないですか？』
先程より手応えがあるような感覚がした。
そして、前方だけでなく後方にまで攻撃を仕掛けられる始末だ。
「今、この体は免疫機能が落ちている。だからかもしれないな。」
1146番は顔についた返り血を服の袖でぬぐいながら吐き捨てるように言う。
『それは先生に聞いた気がするなぁ…。』
吐息を吐くように言った言葉は1146番には届かなかった。
「えいっ！＿＿＿ゔぐッぁ！？」
細菌がいると聞きつけ駆けつけた場所には鉾を携えた少女が
細菌に
−離れろ！雑菌めェェ！！！
『ご馳走様ですぅぅ！！！そこ代われェェ！！』
ザシュッ
「ぎゃああぁぁぁ！！！」
Aは頬を紅潮させながら勢いよく細菌に斬りかかると断末魔の叫びが上がる。
「は？え？ゴチソウサマ？」
「ありがとう…あと多分、建前と本音が逆になってる。」
1146番はAの言葉を理解できずにおうむ返しをする。
一方の少女は明らかに引いた様子でマジレスをする。
『おっと。失敬、失敬。冗談ですが冗談ではありませんよ。』
Aは、はははっ！と笑いながらに言う。
『それより大丈夫ですか？ボクとどうでｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ。』
「別に気にしなくていい。」
「知っていると思うがこいつは好酸球だ。」
そっぽを向いていたたまれない様子の好酸球は今にも泣き出しそうな瞳をしていた。
1146番はそれを他所に話し始めたのはそれは1146番にデリカシーがないのだと悟った。
次回に続きます。
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ここあん♪(プロフ) - こんばんわ♪リクエストの絵描いていただきありがとうございます！すごくリクエストのテーマに合ってて可愛いですね♪これからも小説作り頑張って下さい！また、読みに来ます♪ (2019年2月28日 18時) (
レス) id: c3466f3544 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶきつね(プロフ) - ゆめこさん» ファイル探してみますね！ (2019年2月15日 0時) (レス) id: 52d53983b8 (このIDを非表示/違反報告)
ふぶきつね(プロフ) - ルチアさん» はい！その通りです！ (2019年2月15日 0時) (レス) id: 52d53983b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめこ - 可愛いですね！ありがとうございます♪あの質問ですが、メイキングの方もあげられますか？ (2019年1月29日 15時) (レス) id: 2d9129b8e6 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア - こんにちは！いつも小説を読ませていただいています！ネタってクトゥルフ神話やひぐらしですよね？ (2019年1月29日 12時) (レス) id: ae007ec927 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぶきつね | 作成日時：2018年12月3日 6時
