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啓司「迷惑かけたかもとか思った?」

「思いました…」




まあ、普通はそう思っちゃうよな。
申し訳ない物の言い方しちゃったよ。




「……、」

啓司「ごめん。玲於の所行けば、って言ったのは そっちの方が歳も近いしAもリラックス出来るんじゃないかなーって思ったからだから。


迷惑ではないからね」

「はい…」

啓司「そんな顔すんなって。座んな?」




情けない顔されちゃ困るんだってば。
そう思って 優しく言ってやればAはベッドとベッドの間の隙間に入ってきて、先ほどよりも俺に近い場所にこちらを向いて座った。




啓司「いつも雷鳴った時はどうしてるの?」

「亜嵐かAKIRAさんに一緒に居てもらってます」

啓司「朝まで止まなかったら?」


「一緒に寝ますよ。」


(ちょっと羨ましいな、それ)




一緒にって、同じベッドでって事だよね。




「一人だと…どうしても寝付けなくて」

啓司「誰かと一緒だと寝れる?」

「うん」




コクリと俺と目を合わせずに頷いた。




啓司「それって、俺とでも大丈夫ってこと?」

「えっ、」




ギョッとした顔で顔を上げたA、その反応は少し予想してたけど。




啓司「…別に変なことする気ないから笑」

「わ、わかってます!もちろん」



啓司さんそうゆう事する人じゃないですもんね。と言われて、…うーん どんなに硬派とか言われても俺も男だし…しないわけじゃないけど、Aには手出せないかなぁ、俺まだ死にたくないし。


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作者名:とまと野郎 | 作成日時:2014年12月25日 15時

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