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-ver.sky blue- 13 ページ27

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澤部「鈴木伸之は、観覧車一周15分でわんこソーキそば300杯完食出来る?出来ない?





Bett please!」




出来る → MAKIDAI・啓司

出来ない → ケンチ・翔・玲於




マキ「5分で100杯でしょ?いけるいける」

ケンチ「ソーキそばって、意外に弾力が凄いから。スルスルいけない気がするんだよねぇ」



伸之「翔さん俺を信じてくださいよ!」

翔「俺がこの中で一番ノブを理解してるから」

啓司「なるほど〜笑」



澤部「香椎さんには今回、給仕役をお願いするため こちらの衣装でスタンバイしていただいております」

「はーい」




やる気ない返事をして現れたのは、割烹着姿のA。




玲於「給食のおばちゃん」

「佐野くんは生意気だからご飯にプロテイン混ぜる」

玲於「なんでよ 意味わかんなくないっすか?w」

啓司「下手なこと言えないよこれは」




スタッフに案内されて再び観覧車に乗り込んだAと伸之。




澤部「扉が閉まったらスタートですよー…




ハイ、今スタートです!」




伸之とA、二人っきりの観覧車の扉が閉まった途端 ピーッと何処からともなく笛が鳴る。




「がんばれー…」

伸之「もうちょっと元気に応援してよ」

「がんばれッ‼︎‼︎‼︎‼︎」


伸之「声凄いキレてて怖いってば!」




次々良いペースでソーキそばをかっ込む伸之に、申し訳程度の声援を送るA。
正直A的には、こんな不安定なハコの中で声を出す余裕が出ただけでも大いなる進歩なのだから元気とか望むんじゃないよ、と思っている。




澤部「そして今 頂上です。香椎さ〜ん、鈴木さんの様子はどうですか?」


「ひ、170杯を超えて、まだまだ…余裕そうです」




そう伝えたAの顔に余裕はなく、わんこ蕎麦を追加する手がブルブル震えて止まりかける。




「わ、わわわ私、が、が、頑張りますから…!」

伸之「む、無理しないで?なんなら俺自分で」

「だだだ、大丈夫です!一食集中!!」

伸之「なにその運動部的なノリは!」








啓司「だからさー、どんどんA面白くなってくじゃん」

ケンチ「嫉妬する?」

啓司「するよねー」




モニタリング組はもはやAがワザと怖がってるんじゃないかと思うほどの豹変っぷだった。



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作者名:とまと野郎 | 作成日時:2014年12月25日 15時

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