-ver.sky blue- 29 ページ43
.
翌日
伸之「えー、俺の部屋くれば良かったじゃん!」
「いや それは…」
翔「ノブは変態だからいやだって」
「そ、そうゆう事じゃ…」
伸之「俺何もしないよ〜」
マキ「あ、この顔はダメ笑 A?こうゆうのに騙されちゃだめだよ」
「あ、はい」
玲於「ケンチさんはわかるけど、何で俺まで省かれたんですか?」
ケンチ「こら〜 どうゆう事。こん中で一番安全な俺だよ?」
啓司「もうケンチには突っ込まないとして 日頃の行いだろ笑」
玲於「えー、なら真っ先に俺ですよ」
「「「……。」」」
玲於「え?」
*
今朝の出来事。集合時間の約30分前、まだ啓司のベッドの中でぐずぐずと寝ていたA。
(本当に朝弱いんだ…起きてくれー)
結局啓司が寝付いたのは朝の5時ころで、1時間も寝ずにベッドサイドのアラームが鳴った。
もう起きて30分は経っているのだが Aに声を掛けても小さな声で「んーっ」と唸るだけ。
(まあ、A朝はいつもスッピンだし 15分前くらいに叩き起こせば何とかなるか)
あと10分くらい、この可愛い寝顔を眺めていてもバチは当たらないだろう。そう思っていたのに…
ドンドンドンッ!
啓司「えぇー…」
誰。
啓司の部屋の扉を勢いよく叩いてる人がいる。
今度こそ一般人か?訝しげな顔をした啓司はベッドから降り、昨夜と同じようにゆっくりと覗き穴を覗いた。
スタッフ『啓司さーん、すいませーん』
啓司「おっと、」
扉の前に居たのはカジノスタッフだった。
ガチャ
啓司「…おはようございます、どうしたんですか?」
スタッフ「ああすいません 香椎さんが打ち合わせの時間になっても来なくて…さっき部屋に行ったらもぬけの殻だったんですよ!どこに行ったか知りません?!」
啓司「え゛A打ち合わせあんの?!」
スタッフ「はい そうなんですよ〜っ」
啓司「あー…」
途端に目を泳がせる啓司に、スタッフは何かを勘付いたようだ。
スタッフ「…まさか、」
啓司「いやあ」
スタッフ「ちょっと中失礼しますね」
啓司「あ、いや、待って!」
啓司の制止の声を聞かず部屋の中に入ってくるスタッフ。そしてベッドに眠るAを確認すると、
スタッフ「何してるんですかぁぁああ!!」
*
.
-ver.sky blue- 30→←-ver.sky blue- 28
1748人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「LDH」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:とまと野郎 | 作成日時:2014年12月25日 15時