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スタッフ「じゃあ香椎さん向こうで着替えましょうかー」
「はい」
そう言ってAが海小屋に姿を消して数十分後。
スタッフ「香椎さん入りまーす!」
沖縄の白いビーチに現れたのは…
ケンチ「おお、ワンピース」
啓司「いいね〜 爽やか!」
翔「麦わら帽子ってのがまた、アイドルっぽい」
伸之「可愛いんだけど。一緒に写メ撮ろー Aちゃん」
玲於「ーーあ、こけた!」
ズザザァッ…!
白いレース柄のワンピースに エメラルドグリーンの石が付いたかかとの高いサンダル、石とお揃いの大きなピアスを両耳にぶら下げ、そして日よけの長い麦わら帽子を被ったAが スタッフに案内されて彼らの元に歩いて来ていた。
しかし、あと数メートルのところで砂に足を取られ手から豪快にダイブする。
「痛い…」
スタッフ「アァァァ…香椎さぁぁあん…!!?」
両手を砂浜に埋め 尻餅をついたAに数名のスタッフが慌てて駆け寄る。
ヘアメイクのスタッフに抱え上げられなんとか立ち上がったAは、
「衣装汚しちゃった…ごめんなさい…」
スタッフ「怪我は?!」
スタッフ「脚とか大丈夫?」
スタッフ「ハケ持ってきて!ハケ!」
翔「あぁ あー、あー笑」
啓司「うそでしょう、鈍臭ッ!笑」
ケンチ「かーわいいな」
玲於「ホッペにも砂ついてる」
伸之「動画撮っとけばよかった…!」
翔「確実に嫌われるからやめなさい?」
衣装ヘアメイクスタッフ数名に囲まれ全身についた砂を払われているAであったが、幸い怪我はなかったみたいだ。
スタッフ「MAKIDAIさん入られまーす」
マキ「A〜 派手にコケてなかったぁ?笑」
「見られてた…」
マキ「おっちょこちょいなんだから」
Aたちより数時間遅く沖縄入りしたMAKIDAIが、空港からそのままの足で現場入りしてAの後方から現れる。
「「「おはようございます!」」」
マキ「おはよ〜 Aほら、またコケたら困るから」
そう言って自然に左手を差し出すMAKIDAIに目をパチクリさせるA。
マキ「つかんで」
「あい」
彼の手をとると、引っ張られるようにリードされて、他の演者の元に連れて行かれた。
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作者名:とまと野郎 | 作成日時:2014年12月25日 15時