魔入間キャラと〇〇してみた

ダリ先生と喧嘩しました6 ページ6

情けないよ

本当

僕が隣に立つ資格なんてないよ

君が離れてしまうなら止める資格なんてないのに

僕はそうなったら何をするかわかんない

離れるならと想像すると

君を縛り付けたくなってしまう


自分が悪魔であることを憎む


君はもう仕事を終えて何処かに行ってしまったため
会うこともできない

家に帰っても彼女の思い出が詰まっているため何をしていても彼女ことを考えてしまうから帰りたくはないが

明日は休みのためここにはいられないしカルエゴ先生に今度からは無断で泊まり込みしたら潰す(僕だけ)怖めの説教を食らったためいることもできないので帰ることにした


今度ここ行きたい！

これ美味しくない？

お疲れ様！ご飯あっためるね！

カルエゴ先生怒られて大変だったぁ〜


お疲れ様…どうしたの？何かあった？

私に出来ることがあったら言ってね！手伝…

そっ…か……

すいません


違うのに
謝らないといけないのは僕なのに

家路にむかいながら彼女が言っていたことを思い出してしまう

楽しいそうな声から辛い声まで

僕が泣く資格ないのにどうしようもなく目に涙が溜まってきてしまった



隣にある空間が酷く寂しく感じた



あと少しで家に着くが足取りは相変わらずいつもより遅い



ふと前を見ると誰も居ないはずの家に明かりがついていた

玄関の戸を派手に開けて急いで中に入る

リビングに勢いよく入ると


『おかえり』


笑った君がいた


『ご飯食べる？え？』


目が熱くなった

…

嫌がられても
何言われても私は彼が好きだから
私は傍に居たい

一緒に居たい

そう伝えることを決めて家に帰って
疲れてるだろうと思いご飯を作りながら彼を待っていた

手はずっと震えていた

だけどスージー先生に勇気を貰った

他の先生方にも貰った

大丈夫

私なら大丈夫

彼が帰ってきたらおかえりと言おう笑って迎えよう

きっと仲直りできるから


不意にドアが勢いよく開いて誰かが走ってきたのがわかった


彼だ


『おかえり』

言えた

『ご飯食べる？え？』

なんで泣いてるの？

急いで駆け寄る

『どうした？』

「……ん…」

『え？』

突然抱きついてきてから思っきり尻もちを着いてしまった

「ごめんッ」

謝罪だった嫌味でもなんでもなかった

『こっちこそごめんッ』

違う僕が悪いと言っていて

抱き合いながらお互いに何故か泣いていて

謝っていて

ご飯食べて

仲直りして

きっと大丈夫この人と一緒ならとそう思った

END

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