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緑side
学校が始まってから3日。
「表出ろや、コルァ！！」
今日も廊下から怒鳴り声が聞こえてくる。
はぁ、またケンカか…
よく下調べもしないで高校を選んだから知らなかったんやけど、なんと俺のいるこの西桜高校は俗に言う不良校らしい。
冷静に考えれば、こんな校則ゆるっゆるの学校に来る奴らや。
当たり前っちゃ当たり前なんやけど。
そんな中、俺はなるべく目立たず、影でひっそり平穏な学校生活を送っていた。
「神ちゃんに紹介したいやつがおんねん」
一緒にお昼ご飯を食べてた時、流星から唐突に告げられる。
流星、俺以外に友達おったんや、なんてちょっとだけ寂しい気持ちになった。
「5組の小瀧望です！流星とは中学から一緒やねん。望とかのんちゃんとか、適当に呼んでくれたらええから」
紹介されたのは、流星と同じくらい、いやそれ以上に背の高い、イケメン。
なんなん？
類は友を呼ぶってこのことを言うんかな。
「のんちゃんね。神山です。流星には神ちゃんって呼ばれとる」
「じゃあ俺も神ちゃんって呼ぶ！」
のんちゃんは人懐っこくて、なんか大型犬みたい。
しっぽが見える気ぃするもん。
「望はな、あの濱田さんと従兄弟なんよ」
「濱田さんって？」
「ほら、こないだの4人組の1人」
あぁ、あの謎に絡んできた人達か…
と思わず眉間にシワがよってまう。
「そういえば神ちゃんって、初日にしげに話しかけられたんよな？」
うげっ、もう噂広まっとるやん。
「元から面識あったん？」
「いや、無いと思うんやけど…」
「ふーん。まあええか。なぁ、今から濱ちゃんと会う約束しとるんやけど、2人も一緒にどう？」
「え！マジで！？行く！！」
のんちゃんの誘いに食い気味の流星。
憧れとるって言ってたもんな。
「俺は…」
「神ちゃんも行こうや。みんな優しいで？」
のんちゃんのおっきい目で見つめられたら、断るなんてこと出来んくて、結局一緒に行くことに。
あのしげって人、居るんかな。
居ったら嫌やなぁ。俺多分あの人苦手やわ。
まだちゃんと話したこともないけど。
なんて考えながら2人の後ろを歩く。
そうして連れられてきたのは、
「生徒会、室……え？ここ？」
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ぱすた野郎(プロフ) - kikaさん» kikaさん、お返事遅くなってしまってごめんなさい！！いつもありがとうございます😭今回のお話、私の中で書きたい場面がありすぎて…。なかなか進展しないのが自分でももどかしいです笑 (2022年7月7日 22時) (
レス) id: 686eac80b9 (このIDを非表示/違反報告)
kika(プロフ) - 更新されるたびにテンション上がって見に来てます(*>ω<*)ここからどうやって緑くんは自分の気持ち気付いていくんでしょう(♥´꒳`*)(*´꒳`♥) (2022年6月28日 22時) (レス) @page38 id: 8a2ca7f8a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱすた野郎
| 作成日時：2022年5月5日 20時
