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あれから東桜と西桜の対立は酷くなるばかりで。
教室の端っこで1人、帰りの準備をしているような俺の元にも、情報が入ってくるようになった。
毎日毎日、昨日は誰がやられたらしいと、嫌な噂が飛び交う。
「東桜の奴ら、俺らが1人の時を狙って集団で囲ってくるらしいで」
「ほんま、タチ悪いわ。正々堂々戦わんかいってな」
クラスのやつら、なんなら学校全体が殺気立っていて、ちょっとだけ怖いんよな。
「しげ、平気かな」
ポツリ、こぼれた言葉。
淳太くんも、照史くんも、�陲舛磴鵑癲�
会えてないから心配でたまらへん。
窓の外は黒い雲が立ちこめとって、何だか嫌な雰囲気。
もうすぐ雨、降ってきそうやなぁ。
なんて思ってたら、
「神ちゃんっ！流星！！」
入口から突然大きな声で呼ばれて、思わずビクッと肩が震えた。
「望！？どうしたん？」
流星もただ事ではないと察したんか、いつもより機敏な動きでのんちゃんの元へと駆け寄る。
「しげが東桜のヤツらに襲われとるらしい！」
「…え！？」
「ん？まって、襲われとる…？って今！？」
「そやねん！淳太の元に「囲われた」って電話来たらしいんやけど、場所聞く前に通話切れてもうたらしくて！今�陲舛磴鵑燭舛�探しに出たんやけど…って神ちゃん！？」
のんちゃんの言葉を最後まで聞く前に、勝手に身体が動き出した。
咄嗟に教室のバッグを持って、走り出す。
後ろでのんちゃん達がなんか言っとるけど、そんなん今の俺の耳には届かへん。
しげの帰り道、1番知っとるんは俺や。
確か…近くに公園あったよな。
周りからは見えにくいから、不良のたまり場になることも少なくなかったはず。
おそらくしげはそこにおる。
なんでか分からんけど、確信があってん。
頼むから、無事であって……！！
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ぱすた野郎(プロフ) - kikaさん» kikaさん、お返事遅くなってしまってごめんなさい！！いつもありがとうございます😭今回のお話、私の中で書きたい場面がありすぎて…。なかなか進展しないのが自分でももどかしいです笑 (2022年7月7日 22時) (
レス) id: 686eac80b9 (このIDを非表示/違反報告)
kika(プロフ) - 更新されるたびにテンション上がって見に来てます(*>ω<*)ここからどうやって緑くんは自分の気持ち気付いていくんでしょう(♥´꒳`*)(*´꒳`♥) (2022年6月28日 22時) (レス) @page38 id: 8a2ca7f8a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱすた野郎
| 作成日時：2022年5月5日 20時
