Ep.6 ページ38
長かった夏休みも明け、2学期が始まった。
「�陲舛磴鹵�、今日も忙しいから無理やって」
ケータイを確認したのんちゃんが、ため息つきながら俺らの教室に入ってくる。
「最近、東桜のヤツらが怪しい動き見せとるらしいし、それ関係かもな」
「淳太が今探り入れとるらしいけど、なかなかしっぽ掴ませてくれんって�陲舛磴鷂世辰箸辰燭錙�
「サカキやっけ？頭も強いし、腕っ節もあるんやろ？苦戦しそうやな」
「とうおう…？サカキ？」
頭の上で繰り広げられるよぅわからん会話に、思わず声が漏れてしまった。
「そや、神ちゃんは知らんねんな。
うちと東桜高校は昔から何かと対立関係にあんねん。ただ、今年向こうのトップに立った奴が相当やばいらしくて、犯罪スレスレのことしとるとか」
「そいつらが今、うちを潰そうと企てとるって噂が立っとる。実際、東桜の奴らに襲われたって2年がおるらしいし」
今日までどちらかと言うと平穏な学校生活送っとったから、そういうの聞くと改めてうちも不良校やったわって思い出す。
けど…、しげたちが誰かと喧嘩しとる姿なんて想像できへんし、したくもないな…
「心配？」
俺の表情を見たのんちゃんが首を傾げてくる。
「そりゃ心配やけど…、しげたちがこの学校引っ張っとるんやろ？俺がどうこう言ってなんとかなる問題ちゃうし」
しげたちが背負ってるもんに比べたら、俺のこの気持ちなんてちっぽけで。
「でもやっぱ、皆に会えへんのは寂しいな」
ってちょっとだけ本音を漏らしたら、2人から同時に頭を撫でられた。
「神ちゃんのことは俺らが全力で守るから、安心してな？」
「せやで。指1本触れさせへんから」
「んふ、二人ともありがと」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 645人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぱすた野郎(プロフ) - kikaさん» kikaさん、お返事遅くなってしまってごめんなさい！！いつもありがとうございます😭今回のお話、私の中で書きたい場面がありすぎて…。なかなか進展しないのが自分でももどかしいです笑 (2022年7月7日 22時) (
レス) id: 686eac80b9 (このIDを非表示/違反報告)
kika(プロフ) - 更新されるたびにテンション上がって見に来てます(*>ω<*)ここからどうやって緑くんは自分の気持ち気付いていくんでしょう(♥´꒳`*)(*´꒳`♥) (2022年6月28日 22時) (レス) @page38 id: 8a2ca7f8a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぱすた野郎
| 作成日時：2022年5月5日 20時
