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〔流星群〕 ページ5
いつも通りの日曜の夕方
別に見てるわけでもないテレビから大喜利が聞こえてきた…
明日は仕事だ…
いつものようにシャワーを浴び
いつものように缶ビールで喉を潤し
いつものように髪を乾かし
いつものようにコンビニ弁当でお腹を満たす
テレビから流れる今日のニュース
「今夜、流星群が見頃です」
そういえば、さっきも同じセリフを聞いたな…
「西日本では好条件ですが…」
そうなんだ…
じゃあ、ここは…
窓を開けてみた…
ムッとする暖かい空気がなんとも不愉快だけれど、空が見たくて…
ふと感じる匂い…
外は雨が降っていた…
カーテンを閉めていたし、テレビはついていたし、いつの間にか振りだしていた雨には気付かなかった
だけど、しばらく空を眺めていた
あなたは今どこにいますか…
あなたも同じ空を見ていますか…
どんなに離れていても同じ空の下にいるハズのあなたが、何をしているかなんて私には知る由もないけれど
世界のどこかで元気にしていてくれたら…それだけで今は…今は充分だから…
いつかあなたと一緒に流星群が見られたら…
見えるハズのない流星群に想いを馳せる
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作者名：ひ み さ | 作成日時：2018年7月31日 21時
