カブトムシ *14 ページ23
「────ミドリぃ、そろそろ帰る？」
時計を見ると17時半くらいだった。
「いいよ。終わった？」
「終わるわけないじゃん・・・・。」
「デスヨネ〜(苦笑)」
司書の先生がこっち見て「シーッ！」と人差し指を口に当てた。
私とミオは肩を竦めて、静かに片付け退室する。
「なんで古文と日本史と化学が同じ日なの？？意味分かんない。バカじゃない？先生たち！」
「暗記教科重ねるの、やめてほしいよね・・・・」
二人でブツブツ言いながら靴箱へ向かって歩いてたら
「お。ミドリだ。なに、残って勉強してたの？？」
職員室に向かう相葉先生とすれ違った。
ラッキー！！
しかも先生から声かけてくれた！
「はい、図書室で〜。」
「エライじゃん。テストがんばれー(笑)」
「笑いながら『がんばれ』って、超他人事ですね先生・・・・」
「オトナになって何が嬉しいって、テストがないことだもんねー♪」
・・・・・・ホントに大人なんだろうか、このヒト(苦笑)
「あ、今『何言ってんだ。』とか思っただろ。」
「まぁそれに近いことを(笑)」
「そーいうとこだぞ！(笑)」
先生の手が私の頭を軽く、ペチンと叩いた。
「気をつけて帰れよー。」
そう言って先生は右手を上げて、そのまま職員室へ入って行った。
・・・・・・もう少し喋ってたかったな。
そう思った瞬間、横にミオがいることを思い出した。
「さ、帰ろ帰ろ。」
私は先生とのやりとりにウキウキしちゃってる自分がバレバレになるのが何となくイヤで、そんな風に促した。
「そだね、帰ろ帰ろ。」
てっきり、それでもツッコんでくるかと思ったミオは何も触れず、靴を履き替え始めた。
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羊羽(プロフ) - のりさん» 今日の更新部分にありますが、私の学校もｵｼﾞｲｻﾝｵｼﾞｻﾝｵﾊﾞｻﾝ先生が8.5割でしたー！（若干若手が入ってたけど、ｲｹﾒﾝでは全然ない） ○嵐は、まぁ言っちゃいますよね。だって嵐って付いてるんだもん。仕方ないw (2020年5月9日 11時) (
レス) id: 9e1708fadb (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - まんまと言ってしまった嵐ｦﾀです♪○嵐は関東じゃ超進学校で有名ですからね〜wwどうしても浮かんじゃってww羊羽さんのｲﾒｰｼﾞ=母校かも。私は遊び過ぎてﾚｰﾙがそれた人用のｸﾗｽでしたけど( ・∇・) 楽しみに待ってますぅ♪ (2020年5月8日 14時) (レス) id: 18c83a81d5 (このIDを非表示/違反報告)
羊羽(プロフ) - のりさん» のりさんも女子校！私もです。あと学校名、フェ○スでも○嵐でもないですwww気付いたら○嵐みたいな名前になっちゃって〜。普通の、進学ｸﾗｽはちょい優秀くらいの女子校ｲﾒｰｼﾞです（笑） (2020年5月7日 8時) (レス) id: 9e1708fadb (このIDを非表示/違反報告)
羊羽(プロフ) - ebi信号さん» ｽﾐﾏｾﾝ（笑）いや、それちょっとだけ頭過ったんだよﾎﾝﾄに！でも「あげちゃえ☆」って（そういうとこだよ、私…w）これは間隔空いちゃうやつなんで、できればその時その時読んでね（はあと） (2020年5月7日 8時) (レス) id: 9e1708fadb (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - 新しいのｷﾀ！私も女子校だったけど…おじいちゃん&おじさん先生しかいなかったwwｲｹﾒﾝ先生に出会いたかったwwそして学校…超進学校と脳内設定しました♪楽しみに待ってまーす(*´∀`)♪ (2020年5月7日 0時) (レス) id: 18c83a81d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羊羽
| 作成日時：2020年5月6日 21時
