micro paradiso *2 ページ2
『もうすぐ着くよ。』
Aからのメッセージが入った。
そして５分後、ドアノックの音。
ドアを開けると、Aがスルリと入ってきた。
「ごきげんよう(笑)」
ほんの少しアルコールの匂いと、いつものパフュームの香りと、アウターに纏わり付いてきた外の空気がAと一緒に部屋に入る。
「お。機嫌よさそうっスね〜(笑)」
「そちらもよさそうっすね(笑)」
お互いほどよくアルコールが回ってるせいか、何だか楽しげ。
Aは部屋の中へと歩みを進めるついでのように、バッグや上に羽織ってるモノを椅子に無造作に置いた。
こいつ、いつもこういうのを椅子の上にポイと置くよな(苦笑)
「手、洗ってくるね。」
バスルームにしばし消えて、戻ってきて、ベッドの上を見て。
「・・・・・ねぇ。何であんなにいくつも枕があるの？」
ベッドヘッド前に小さな山のように積まれた枕たちを見て、Aは怪訝な顔をした。
「枕が合わないと寝にくいから、選ぶのに持ってきてもらった。羽根枕キライなんだよ、ガサガサして。」
「・・・・・ふーん。」
「おまえも、使いやすいの選んだら？」
「えー。いいよ。何でも寝れるし。」
「・・・・・前から思ってんだけど、おまえってこう、大雑把っつーか・・・・」
「“っつーか”、何よ。」
「・・・雑。」
「雑じゃないでぇす。普通です。むしろ翔くんがいろいろこだわり屋さんなだけでしょ。」
ふふふっと笑ってるけど、絶対お前が大雑把に一票。
っつーか、適当なんだわ(苦笑)
靴もポイッと脱いでソファに腰掛けたAに声をかける。
「ルームサービス、何か頼む？」
「んー、フルーツが欲しいかな。」
「チーズとワインは？」
「いいね(笑)」
「まだ飲めんの？」
「そっちから聞いといて何よ。飲めますよ〜。お付き合いしますよ？」
ウワバミ(笑)
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羊羽(プロフ) - のりさん» 各々の脳内で素敵な展開をしてもらおうと…（超言い訳）え、なになに！どーなったの？！Sさんと彼女、どうなったの？！（笑） (2019年12月12日 13時) (
レス) id: 9e1708fadb (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - 丸投げされたww TVで憧れてるだけだったのが彼のご学友通して知り合っちゃって？でも実は彼は…けど彼は…それでも彼は…なのに彼は… ｷﾞｬｰｰｰ！( ；∀；)彼女知らないのよ！ すみません、取り乱しました。ありきたりな妄想です☆ (2019年12月11日 20時) (レス) id: 18c83a81d5 (このIDを非表示/違反報告)
羊羽(プロフ) - ebi信号さん» 架空の世界がリアルの世界とたまに交点持つとビビります（笑）妄想が過ぎる、ってこと…？ (2019年11月25日 22時) (レス) id: 9e1708fadb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羊羽
| 作成日時：2019年11月7日 9時
