Santa Claus is Coming to Town【N.K】☆2 ページ21
Aが、零れんばかりの笑顔で出迎える。
「メリークリスマス(笑)・・・・・寒かったでしょ？」
腕を引かれる。
ドアの内側に入る。
Aがドアに鍵をかける。
Aの動作に合わせてシャンプーの匂いがふわりと動く。
振り返ったAを抱きしめる。
洗いたての髪から甘い匂いがする。
「―――――カズくん、コートも冷たいね。」
「すげぇ寒いもん、外。放射冷却っていうの？タクシー降りてから歩いてきたし。」
「ほんのちょっとじゃん、それ(笑)」
「あれ？バレた？」
「窓から見てたもん。たかだか30メートルくらいでしょーが(笑)」
「そんでも寒かったのには変わりない(笑)」
少し体を離し、お互いの顔を見て笑う。
「今日は急にどうしたの？」
「何が？」
「終わった後も打ち合わせあるから、今日は無理だなって言ってたくせに。」
いたずらを見抜いたような顔して目元に笑みを浮かべる。
そんなことで怯む俺じゃないけどね(笑)
「うん。急に会いたくなっちゃったもんで。」
素直に言うと、今度はAが返事に詰まった。
切り返し、ヘタクソ(笑)
でもその本音丸見えのドギマギした顔があんまり可愛いもんだから、それ以上ツッコむのはやめて、代わりにキスした。
「―――――たまには、こういうのもいーもんでしょ(笑)」
間近でそう言うと、鼻に皺寄せてAが笑う。
「・・・・・・今日は無理だと思ってたから、何にもないよ(苦笑)」
「いーんだよ。Aに会いたかっただけだから。」
「もー・・・・何なの、今日は！(苦笑)」
たまには甘い言葉くらい言いますよ、ワタシも(笑)
「―――――とにかく(笑)」
満面の笑みで俺を見る。
「早く部屋に入って温まった方がいいよ。こんなに冷えちゃってる。」
「つーか、早く入れてよ(笑)」
手を繋ぎながら部屋へ入る。
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羊羽(プロフ) - ハルヒさん» 快く掲載許可してくれてあざます！あのお話が無ければその後の4つの話も無かったワケだから、すごい威力持ってたね、あの『その後譚』！ハルヒちゃんが「好き好き」って言ってくれるから私もこの話好き（笑）また一緒に書きましょー☆ (2015年12月14日 13時) (
レス) id: 9e1708fadb (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - らんまるさん» らんまるさん。ありがとうございます。羊羽ちゃんの甘い甘いお話についつい送りつけてしまった次第です(^^)これからも羊羽ちゃんの世界に一緒に浸りましょーね(^^) (2015年12月13日 0時) (レス) id: 3f0f285a0f (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - きゅんきゅんが止まらなかったから返品不可で送りつけた走り書きが（笑）またさらなる胸熱につながるなんて幸せ〜(^^) 久しぶりに何か一緒に書きたくなるやん（笑）お題投げようかしらねー(⌒▽⌒)掲載ありがとねm(_ _)m (2015年12月13日 0時) (レス) id: 3f0f285a0f (このIDを非表示/違反報告)
羊羽(プロフ) - きちさん» Jだけは書いても書いてもそれがJっぽいのかどうか分かんなくって、きちちゃんに「うん！潤くんだよコレ！」って言ってもらってようやく一安心する（笑）ありがとう、先生。今回も楽しんでもらえたようで満足満足☆ (2015年12月12日 13時) (レス) id: 9e1708fadb (このIDを非表示/違反報告)
きち - →続き めちゃくちゃ嬉しそうな潤くんが、もー、めっちゃ潤くんらしくて（笑）ぐうの音も出ないとこまで追い込んで、さぞかし満足だろうな~♪（笑）満足気な潤くんが見えるようで、私も満足です♪かわいい潤くんをありがとう！！ (2015年12月11日 23時) (レス) id: a1b11a3439 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羊羽
| 作成日時：2015年12月1日 20時
