二人の記念日【S.S】☆3 ページ3
時間差でAが部屋に戻ってきた。
「あー、あたたかい〜！生き返る〜！！」
そう言いながらベッドに腰掛けてタブレットいじってたオレに近寄ってきて、その両手で顔を挟んだもんだから。
「ッつめてっ！」
「でしょぉ？(笑)」
氷みたいに冷たくなったその手をオレの両頬に押し付けて、冷たがるオレを見て満足そうに笑った。
Aの腰に手を回し、自分の方へ引き寄せる。コートはまだ外の冷気を含んだまま冷たい。
視線が合って。
Aの顔が降りてきて。
唇と唇がゆっくりと合わさる。
・・・・・・コートから外していかなきゃいけないじゃん(笑)
コートを脱がして、床に落とす。
ストールを外す。
ワンピースの後ろファスナーを下ろす。
一枚一枚、ラッピングをはがすように。
―――――髪、伸びたな。
そう思いながら顔を眺めてると、Aは下唇を少しへの字にして照れ隠しのような、何か企んでるような、そんな目で笑った。
それを合図のように、ゆっくりベッドに押し倒す。
前髪を掻き上げて、おでこ全開にしてみる。
額に軽く唇をつける。
目をギュッと瞑るその様子が何だか可愛くて、今度は唇にキス。
何度も、何度も。
今日は好きなだけ触れてられる。
「・・・・・・シャワー浴びようよ。」
「いいよ、このままで。」
「・・・・・・携帯鳴ってるよ？」
「『櫻井はただ今、電話に出ることができません。』(笑)」
耳朶に、うなじに、首筋に口づける。
まだ少し冷えてるAの身体が、口づけた個所から赤みを帯びていくように感じる。
それがマーキングに思えて楽しくなってきた。
今日は全部オレで浸食してやる(笑)
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羊羽(プロフ) - ハルヒさん» 快く掲載許可してくれてあざます！あのお話が無ければその後の4つの話も無かったワケだから、すごい威力持ってたね、あの『その後譚』！ハルヒちゃんが「好き好き」って言ってくれるから私もこの話好き（笑）また一緒に書きましょー☆ (2015年12月14日 13時) (
レス) id: 9e1708fadb (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - らんまるさん» らんまるさん。ありがとうございます。羊羽ちゃんの甘い甘いお話についつい送りつけてしまった次第です(^^)これからも羊羽ちゃんの世界に一緒に浸りましょーね(^^) (2015年12月13日 0時) (レス) id: 3f0f285a0f (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - きゅんきゅんが止まらなかったから返品不可で送りつけた走り書きが（笑）またさらなる胸熱につながるなんて幸せ〜(^^) 久しぶりに何か一緒に書きたくなるやん（笑）お題投げようかしらねー(⌒▽⌒)掲載ありがとねm(_ _)m (2015年12月13日 0時) (レス) id: 3f0f285a0f (このIDを非表示/違反報告)
羊羽(プロフ) - きちさん» Jだけは書いても書いてもそれがJっぽいのかどうか分かんなくって、きちちゃんに「うん！潤くんだよコレ！」って言ってもらってようやく一安心する（笑）ありがとう、先生。今回も楽しんでもらえたようで満足満足☆ (2015年12月12日 13時) (レス) id: 9e1708fadb (このIDを非表示/違反報告)
きち - →続き めちゃくちゃ嬉しそうな潤くんが、もー、めっちゃ潤くんらしくて（笑）ぐうの音も出ないとこまで追い込んで、さぞかし満足だろうな~♪（笑）満足気な潤くんが見えるようで、私も満足です♪かわいい潤くんをありがとう！！ (2015年12月11日 23時) (レス) id: a1b11a3439 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羊羽
| 作成日時：2015年12月1日 20時
