二人の記念日【You】☆12月25日 土曜日 0時過ぎ�� ページ16
酔い潰れたチヅルは、リビング横の和室に早々に移動してやった。
扉の隙間から、寝息が微かに聴こえる。
化粧も服もそのままだけど、そこはもう知ったことじゃない。
どうぞオヤスミ。
「チヅル、あんなに弱かったっけ？お酒。」
ナナミがチョコをつまみながら言う。
「年のせいじゃない？(笑)」
「同い年じゃん、あんたも私も(笑)」
TVに映る、世界のクリスマス風景を眺めながら笑う。
フィンランドの雪深いクリスマスの光景を眺めながらも、ふいにさっきの翔くんが脳裏に浮かんできて。
その時受けた、言葉にしようがない想いに連れ戻される。
そしてカメラに向かって笑う顔、指差したその手にあった指輪を思い出し。
それから自分の右手に視線を落とし。
我に返ってTV画面に目を移す。
さっきからずっと、その繰り返し(苦笑)
「あ〜、眠くなってきたかも〜。残業多かったからなぁ、今週・・・・・」
ナナミがテーブルに突っ伏す。
「いいよ、もう寝ても。チヅルの横の布団で寝ろ寝ろ(笑) シャワー浴びてくれば？」
「うーん、そうしよっかな。」
ナナミがそう言った時、テーブルの下に置かれた携帯が鳴った。
画面に彼の名前が浮かび上って、慌てて手に掴む。
ナナミを見ると、『出なよ。』っていう風に顎を少し突き出す仕草をした。
「ちょっとごめん。」
携帯を持って、そそくさとベランダの方へと向かう。
背後で「シャワー借りるね〜。」ってナナミが言うのが聴こえた。
ベランダの窓を開けながら、通話ボタンを押す。
同時に、冷たい外気が部屋の中へと流れ込んでくる。
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羊羽(プロフ) - ハルヒさん» 快く掲載許可してくれてあざます！あのお話が無ければその後の4つの話も無かったワケだから、すごい威力持ってたね、あの『その後譚』！ハルヒちゃんが「好き好き」って言ってくれるから私もこの話好き（笑）また一緒に書きましょー☆ (2015年12月14日 13時) (
レス) id: 9e1708fadb (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - らんまるさん» らんまるさん。ありがとうございます。羊羽ちゃんの甘い甘いお話についつい送りつけてしまった次第です(^^)これからも羊羽ちゃんの世界に一緒に浸りましょーね(^^) (2015年12月13日 0時) (レス) id: 3f0f285a0f (このIDを非表示/違反報告)
ハルヒ(プロフ) - きゅんきゅんが止まらなかったから返品不可で送りつけた走り書きが（笑）またさらなる胸熱につながるなんて幸せ〜(^^) 久しぶりに何か一緒に書きたくなるやん（笑）お題投げようかしらねー(⌒▽⌒)掲載ありがとねm(_ _)m (2015年12月13日 0時) (レス) id: 3f0f285a0f (このIDを非表示/違反報告)
羊羽(プロフ) - きちさん» Jだけは書いても書いてもそれがJっぽいのかどうか分かんなくって、きちちゃんに「うん！潤くんだよコレ！」って言ってもらってようやく一安心する（笑）ありがとう、先生。今回も楽しんでもらえたようで満足満足☆ (2015年12月12日 13時) (レス) id: 9e1708fadb (このIDを非表示/違反報告)
きち - →続き めちゃくちゃ嬉しそうな潤くんが、もー、めっちゃ潤くんらしくて（笑）ぐうの音も出ないとこまで追い込んで、さぞかし満足だろうな~♪（笑）満足気な潤くんが見えるようで、私も満足です♪かわいい潤くんをありがとう！！ (2015年12月11日 23時) (レス) id: a1b11a3439 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羊羽
| 作成日時：2015年12月1日 20時
