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no-side
と、空気が緩むのも束の間、彼女の後ろの扉が勢いよく開いた。
「俺の仲間に手ぇ出して、無事に帰れると思うなよ？」
扉を開けた本人、ひとらんらんは物凄い殺気を出し、唸るような低音でそう彼女の耳元で言った。
刀とナイフが重なる。赤い火花が軽く散る。
『ああ、くそ！早く寝ろって！』
彼女は一気に距離を取り、そう吐き捨てた。
フードの中に手を入れ、頭をガシガシと掻く。白い髪がちらりと覗いた。それにグルッペンの瞳が少し見開かれる。
ht「何、言い訳でも考えてるの？無駄だよ、俺の仲間を傷付けた罪は重い」
黒から赤へ綺麗なグラデーションを作っている瞳は鋭く、目の前の敵へと降り注がれている。それに臆することもなく、彼女はへらりと笑った。
さっきまでのあの暖かく柔らかな空気はどこ行ったのか、まるでなかったかのような雰囲気にトントン、コネシマ、ゾムは密かに息を呑んだ。武器は持っていて、自分も戦いに参加しなきゃとは思うが、如何せん手が動かない。そんな焦りを表情に出しながら2人を見つめている。
戦うには少し狭い室内で睨み合いが続く。
そんな沈黙を破ったのは彼女だった。
『はぁ』
小さく溜息をつきグルッペンに向かって走る。とうとう総統に手を出すのか、と4人の顔にハッキリと表れた。
しかしその予想は違った。
手早く窓を開け、飛び降りた。
流石に引き止めなければと思ったのか、ゾムがナイフを1本投げた。彼女の左手の手袋が切れて落ちた。
gr「待て…！」
グルッペンが彼女に向けて伸ばした手は、空を切って戻された。
gr「くそ！」
ダン！と、大きな音を立ててグルッペンの手が机を叩く。悔しそうな顔をして、地に立つ彼女を探すように見る。彼女はそんなグルッペンに気付き、わざと左手の甲を空に突き出した。
彼女の左手の甲。そこには''04''と焼印がされていた。
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ノレム - え、さ、最高ですね!?こんな事現実にあったら嬉しい....って思いますわ😭頑張ってください！応援してます😊 (2022年3月19日 18時) (
レス) id: 041a7bb755 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - ハクさん» いえいえ(*´∀｀*)ですよね笑こちらこそよろしくお願いします(？) (2021年4月11日 21時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！！siさんが居る小説は少ないですよね…まだまだ未熟者ですが、よろしくお願いします！ (2021年4月11日 18時) (レス) id: dcd2826455 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - ヤバいヤバいしんぺい神さんおる好きィィィ！！！() (2021年4月11日 0時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - あこさん» 一応、身長を元にした平均体重から、極端に減らしました…自分のリアルの友達にガリガリの奴が居たんで、その人を参考にさせてもらいました。あ、これ、こんなになった理由も過去に関係してるんで、多分、いつか明かされると思います！！ (2021年2月7日 13時) (レス) id: f1f7e72289 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハク | 作成日時：2020年10月18日 17時
