story♪06 ページ6
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「あの･･･」
思い切って声をかけると、無人のそこではちゃんと男の子に届いたようで
びくっと肩が大きく揺れて、そのままこっちに振り返る。
海からの風で、その男の子の柔らかそうな茶髪がふわりと揺れた。
大きく見開いてる目は、ぱっちりしてて
そのまま数回、瞬きした。
「えっと、？」
「急に声かけてごめんなさい」
私の方は制服を着てないけど、なんとなく雰囲気で同じくらいの年って分かったんだろう。
男の子は声をかけられたことに不思議そうにしてはいるものの、不審そうに眉をひそめられることはなくて安心する。
「あの、ここにいたら、濡れますよ？」
「え･･･？」
「雨。もうすぐ、降ります。」
ちょんって、空を人差し指で指させば、
またまた目を丸くする彼。
「そんなの、分かるん･･･？」
その独特な喋り方は、関西弁だった。
やっぱり、この街の人じゃ、なかったんだ。
観光かな？
でもなんで、こんな時期？
なんで制服？
いろいろ疑問はおこるけど、それを聞くのは、さすがにヤボってもの。
「分かります。
ここの人は、だいたい天気が読めるから」
「なにそれ、めっちゃ凄いやん！
なんか、カッコイイ」
「カッコイイって、ふふ」
あまりにも目をキラキラさせてそんなことを言うものだから
おかしくて、つい笑っちゃう。
手を口に当てて、肩を揺らす私に
男の子は、ぼーっとした視線を送ってきて。
見つめ返して首を傾げると、ハッとしたように覚醒した。
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さく(プロフ) - LuLuさん» LuLuさん、嬉しい言葉の数々ありがとうございます！！ お話を読み返していただけるなんて嬉しすぎます(TT) 最近亀更新続いちゃってますがぜひ更新した時は遊びに来てください♪ (2018年3月18日 0時) (
レス) id: 1dbc2e4e2d (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - めろさん» めろさん、初めまして(^^) ずっと前からなんてありがとうございます！嬉しいです！ この作品も愛してもらえるよう更新頑張りますのでよろしくお願いします♪ (2018年3月18日 0時) (レス) id: 1dbc2e4e2d (このIDを非表示/違反報告)
LuLu(プロフ) - さくさん！！わたしさくさんの作品がほんとにほんとに大好きです！！純粋にキュンとキュンします(＞＜) さくさんのお休みさてれた期間も、何度も何度も作品を読み返してずっと待ってました(笑) さくさんのペースでこれからも頑張ってください！ (2018年3月17日 6時) (レス) id: 2bd1670f20 (このIDを非表示/違反報告)
めろ(プロフ) - はじめまして、実はずっと前から作品読んでまして、、この作品どんなになるのかなってドキドキしてます(^o^)更新楽しみにしてます！ (2018年3月8日 22時) (レス) id: acc3eee29c (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - ちゃんこさん» ちゃんこさん、はじめまして(^^) その言葉が一番嬉しいです！！ これからも楽しんでもらえるように精一杯頑張ります。受験のこともありがとうございます！ (2018年2月17日 7時) (レス) id: 1dbc2e4e2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さく
| 作成日時：2018年2月9日 17時
