story♪40 ページ40
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がっちりホールドされてる中から
なんとか抜け出そうと試行錯誤、動き回ってると
「え･･･そこはだめ･･･きゃっ」
永瀬くんの大きな手のひらが･･････
あろうことか、私の胸に触れた。
男の人に初めて胸を触られた。
もちろん服の上からだけど。
でも今の私はそんな慰めが通用するほど冷静ではいられなかった。
至近距離の永瀬くんの顔、
密着した体、
永瀬くんの手が乗ってる自分の胸
「やだーーー！！！」
私の発せられた大声に
びくっと永瀬くんの身体が揺れて
その隙に私は、転げ落ちるようにベッドから降りる。
どすんと、音がして
その後、ん〜って、永瀬くんの唸り声が聞こえた。
早く逃げ出さなきゃ。
ここで逃げて、すべてを無かったことにすれば･･･
廉「ん･･･西野？
あれ、なんで･･･？
ていうか、なんでそんなとこ座ってるん･･･？」
床にしゃがみこむ私を不思議そうに見た後、ガシガシっと自分の髪の毛を触ってる。
思わず防御体制。
身構えて永瀬くんを見上げると
永瀬くんの表情が、徐々に青ざめていくのがわかった。
廉「え？え？
は？え、待って。
これ、どういう状況？
なんでこの時間に西野が･･･え、てか、待って？
俺、おまえに何した？！」
永瀬くんも寝てはいながらも少しは意識があったのかもしれない。
これはまずい、ってそんな表情。
何も無かったよ、ただ起こしに来ただけだよ、
そう言ってあげられれば良かったのかもしれない。
廉「西野･･･俺･･･」
「こ、来ないでっ！！」
思わず後ずさる。
さっきのことが蘇ってきて、
死にたいくらい、恥ずかしい。
廉「俺、間違っておまえのこと引きずり込んでんやんな？
ごめん！ほんまに！
寝ぼけてて、それで･･･って、そんなの言い訳にならんかもしれんけど･･･」
違う、それだけじゃないよ。
それだけならまだ･･･笑って、流せたかもしれない。
けど･･･
思わず見下ろした、自分の二つの膨らみ。
そこにさっきまで、男らしいゴツゴツした手が乗ってたかと思うと･･････
廉「あ！西野！
待ってや！！」
永瀬くんの焦ったような声を背中に
私は、保健室から走って逃げ出していた。
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さく(プロフ) - LuLuさん» LuLuさん、嬉しい言葉の数々ありがとうございます！！ お話を読み返していただけるなんて嬉しすぎます(TT) 最近亀更新続いちゃってますがぜひ更新した時は遊びに来てください♪ (2018年3月18日 0時) (
レス) id: 1dbc2e4e2d (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - めろさん» めろさん、初めまして(^^) ずっと前からなんてありがとうございます！嬉しいです！ この作品も愛してもらえるよう更新頑張りますのでよろしくお願いします♪ (2018年3月18日 0時) (レス) id: 1dbc2e4e2d (このIDを非表示/違反報告)
LuLu(プロフ) - さくさん！！わたしさくさんの作品がほんとにほんとに大好きです！！純粋にキュンとキュンします(＞＜) さくさんのお休みさてれた期間も、何度も何度も作品を読み返してずっと待ってました(笑) さくさんのペースでこれからも頑張ってください！ (2018年3月17日 6時) (レス) id: 2bd1670f20 (このIDを非表示/違反報告)
めろ(プロフ) - はじめまして、実はずっと前から作品読んでまして、、この作品どんなになるのかなってドキドキしてます(^o^)更新楽しみにしてます！ (2018年3月8日 22時) (レス) id: acc3eee29c (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - ちゃんこさん» ちゃんこさん、はじめまして(^^) その言葉が一番嬉しいです！！ これからも楽しんでもらえるように精一杯頑張ります。受験のこともありがとうございます！ (2018年2月17日 7時) (レス) id: 1dbc2e4e2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さく
| 作成日時：2018年2月9日 17時
