story♪159 ページ23
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〜Ren side〜
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ガラガラと扉を開けると
西「あ、すいません、もう今日は営業時間しゅうりょ・・・・・・」
大吾は一度ギョッとしたように俺を見て、目を丸くしている。
俺・・・そんなわかりやすいかな?
いや違う。
きっと大吾には俺のことやったら何でもわかるんかな。
廉「もう営業終了ですか?(笑)」
西「廉さんのためやったら何時でも(笑)」
大吾は優しく微笑んで、俺を誰もいない店のカウンター席に案内してくれた後、
扉まで行ってCLOSEの看板をかけて戻ってくる。
そして奥からお酒を1本取り出して、グラスも2つテーブルに置いて、
自分も隣に座った。
廉「・・・フラれてもーた」
西「・・・・・・」
廉「そりゃあ、そうやんな。
あいつ・・・、男の俺から見ても、あんなのかっこよすぎやわ・・・」
もちろん、簡単にAを譲る気なんてなかった。
でもあんなの見せられたらさ。
紫耀が自分犠牲にしてまでAのことを守ったの知ったら、
俺なんて比べ物にもならないくらい、紫耀の愛が深くて、俺なんか適うわけないと思い知らされた。
俺やって、自分なりにAを大切にしてきたつもりやったけど・・・
俺がもし紫耀と同じ状況になって同じことが出来てたかと聞かれれば・・・、
うんと迷いなく頷ける自信はない。
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ゆっぴー - 次は廉くんメインでお願いします。 (2021年12月31日 15時) (レス) @page40 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - 久々にドラマ化して欲しいって思ってしまいました。 (2019年1月11日 10時) (レス) id: 419462b8b5 (このIDを非表示/違反報告)
岩瀬紫耀(プロフ) - お疲れ様です すごくいい作品でキュンキュンしました れんくんが主人公を思う気持ちや、紫耀くんが自分の気持ちを押し殺して芸能界で生きてる姿に泣けてきました 紫耀くんと結婚してからの話もまたみたいなって思いました 続き編書いてほしいです 頑張ってください (2018年6月8日 17時) (レス) id: bb863aa5bb (このIDを非表示/違反報告)
ポムポム - すっごく素敵なお話でした…!凄くキュンキュンしたし、泣けたし… それで、どうしても気になるんですけど、しょうんれんと主人公で作った曲の歌詞はどんなのかなと思ってですね。もし!よければ教えて頂けませんか?よろしくお願いします…!! (2017年7月4日 18時) (レス) id: 3cb70c5cf8 (このIDを非表示/違反報告)
さばお(プロフ) - 初めてコメントさせていただきました。今まで占ツクを読んでいて初めて泣きました。廉くんの主人公を想う優しい気持ちに涙が止まりませんでした。そして紫耀くん自分の気持ちを隠し芸能界で生きる姿に感動しました。紫耀くんが時々だす切ない表情を思い出しました。 (2017年5月20日 20時) (レス) id: 41257c0302 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さく | 作成日時:2017年4月23日 18時