story♪05 ページ5
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｢ねえ、西畑くん。
この学校にある温室って知ってる？｣
西｢おん。東棟の奥の方にあるやつ？｣
次の日、マスクをして登校してきた西畑くんにさっそく聞いてみた。
昨日、あれだけ嫌味を言ってきた女子たちも西畑くんには良く思われていたいのか、今日は何も言ってこない。
男子からの視線は時々感じるけど
誰も変わり者の私とは関わりたくないみたい。
･･･西畑くんを除いては。
いつも1人の私に、
ほかの人と変わらずに話しかけてきてくれた、唯一の友だち、と呼べる存在。
それくらい、西畑くんには信頼を置いてる。
西｢あそこはな、特別な人しか入られへん｣
｢特別な人･･･？｣
きっと、昨日のあの2人だ。
西｢そう。この学校はちょっとジャニーズ事務所が絡んでてさ、｣
｢ジャニーズって、あのアイドルの？｣
西｢そ。時々ジャニーズの子たちが入ってきたりするの。
まぁいえば、そいつら専用の場所、ってこと。
学校もジャニーズ事務所に多額の寄付金を貰ってるから文句も言えないしね｣
｢なんでジャニーズなんかが･･･｣
西｢普通の学校やとさ、あんまり通ってなかったら出席日数が足りなかったりするやろ？
でもそういうのに融通きかせる制度みたいなのを作ったらしいんよ｣
そう、西畑くんは丁寧に説明してくれた。
そして今現在、ここの学校に通ってるジャニーズが、
今年卒業する、あの2人だけだということも。
西｢あいつらは別格。
女子からは学校の王子様、なんて呼ばれてるらしいけど近づくやつはおらんし、まぁ、2人でずっとつるんでるって感じかな。
平野紫耀と永瀬廉。｣
｢色の黒い子はどっち？｣
西｢ん？永瀬かな。｣
｢ふーん｣
生意気な口きいてたのが永瀬くんか。
まぁそりゃ、そんな権力の元にいれば一般の生徒に対しての態度もああなるわけで。
平野紫耀くんはよくわからない。
冷たい氷を、穏やかなベールで包んでるような、そんな不思議な人だった。
西｢でもあいつら、俺には少し可哀想に見えるよ？
誰もが尊敬して認めているようで･･･敬遠してるだけやから。｣
なぜか、ぼそっと言った西畑くんのその言葉が、
心の中に引っかかった。
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. - ページ35、「関節キス」→間接キスだと思います。 (2021年3月18日 21時) (
レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 星影夢さん» コメントありがとうございます！ びっくりしてもらえて良かったです笑 サプライズ成功です(´∀｀*)ﾌﾌ ぜひ移行先にも見に来てください♪ (2017年2月1日 19時) (レス) id: 0c481e0e8c (このIDを非表示/違反報告)
星影夢(プロフ) - 完結おめでとうございます！最初はここで完結になってて、うぇ？え、まじで？嘘でしょー！？(涙)と、思わず部屋で叫んでしまいました。(笑)第2章、必ず見ます！！！！これからも頑張って下さい！！！！ (2017年2月1日 8時) (レス) id: 6e2ce62af5 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 雪女さん» コメントありがとうございます♪ ドキドキしてもらえて良かったです！！(^^) 2章も楽しみにしててください(∩´∀`∩) (2017年1月31日 19時) (レス) id: 0c481e0e8c (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - レイナさん» コメントありがとうございます！ 続きも楽しんでもらえるよう頑張ります(*´`) ぜひ見に来てください♪♪ (2017年1月31日 19時) (レス) id: 0c481e0e8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さく
| 作成日時：2017年1月2日 17時
