＊捨て猫、拾いました。~Sho.Ren~

story♪07 ページ8

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Aside




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廉「パンツ見えてる」



「はっ？変態っ！！！」








勉強してる廉の隣のベッドのうえで


ゴロゴロしてた私になんてことないような声で最低なこと言ってくる、こいつ。








でも変態、とか口では言いつつ･･･


なんだかんだ、廉の隣が一番安心する。







親友のなおちゃんは

幼馴染みだからって男の部屋は警戒もたなきゃだよ？男は女が思ってるより色々考えてるんだから

なんて私に言ったけど･･･



それも本当なのか怪しい。




だって、その定義でいけば廉もそうってことになるけど



廉は1度も、私にキスしたりとか抱きしめたりとかしたことないし

最近は手も繋がないし

普通に隣にいるだけ。




廉がそんな雰囲気なんて一度も出したことないから



だからこそ、私は、心から安心して廉の隣にいられるのかもしれない。






私は男の廉より


幼馴染みの廉がいい。









「れんー」



廉「ん？どした？」








廉の部屋から自分の部屋に戻って


でも眠れなくてリビングに行くと


お笑い番組かなんかをつけてスマホをいじってる廉がいた。




くるりと振り返る廉は、やっぱりカッコイイ。


ふとした時に、そう思う。









廉「寝られへん？」



「うん･･･」



廉「ここ、おいで」







隣をポンポンするから私も座る。




廉がスマホをいじってる隣で

ぼーっとお笑い番組を眺めてたら


だんだん、眠くなって･･････







気づけば、なにかにもたれかかるようにして眠ってしまっていた。









廉「おやすみ、A」









廉の、いつもは聞かないような


優しい、優しい


声がした気がした。









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