＊捨て猫、拾いました。~Sho.Ren~

after story☆☆ ページ47

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どんだけ寝るんだっていうくらい


ぐっすり寝た紫耀が、夕方くらいに起きてきて


2人で料理を作ったりこたつで温まったりしてたら、


今年もあと少し。









紫「今年もお世話になりました」



「ふふ、こちらこそ。」









紫耀に出会ったのはまだ今年のことなのに


もう今はかけがえのない存在。




きっと時間や年数なんて関係なくて


私は紫耀の隣が一番落ち着くんだ。









新しい年も、次も、その次も。




ずっと紫耀の隣で過ごせますように。








私の目の前で一生懸命みかんの皮を向いている紫耀を見つめて、心の中でそんなことを願う。









「紫耀はガキ〇派？紅〇派？」









テレビのリモコンのチャンネルをコロコロ回してなんとなーく流れてる番組を見ていると


私の向かい側に座ってたはずの紫耀がいつの間にか真隣まで移動してきていた。









紫「んー、俺は、A派♪」



「はっ？」







何言ってんの･･･っていう抗議の言葉は紫耀の口付けで飲み込まれていった。





可愛くチュッチュッて何度も唇が触れる。








「んっ･･･しょお･･･」



紫「ふは、可愛い」







くしゃりと笑う紫耀の笑顔を瞳の中に


遠くで鐘がぼーんと鳴る音が微かに耳に届いた。









紫「ハッピーニューイヤー、A♪」









end♡









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