＊捨て猫、拾いました。~Sho.Ren~

story♪11 ページ12

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体育の時間。




大好きなバレーボール。








友「Aいった！」



「おっけ･･･え･･･」








飛んできた玉が急に二つに見えた。



その後、地面がグラッと傾いて。








友「A？！」









私、倒れた･･･？






せんせー！なんて友だちの声が聞こえて


周りも、がやがやし始めて･･･



そのとき、体がふわっと浮く。








廉「先生、俺がこいつ保健室連れていくんで。

大丈夫っす」







廉だ･･･


薄目を開けると、怒り顔。








廉「やから言ったやん、俺」



「ごめん･･･」



廉「ったく、おまえは･･･」



「ね、れん？」







廉はいつでも私を助けてくれる。


それはいつだって変わらない。








「ずっと、私のそばにいてくれる？」



廉「はっ、なんやねんそれ」








呆れたように笑う。


やっぱり、変だよね、私･･･。









廉「当たり前やろ」








え･･･？








廉「おまえはずっと俺の隣におればええねん」








その廉の言葉にどこか安心して･･･



そこでふっと、意識がなくなった。









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