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24 2回目の保健室 ページ25

及川side




及「まぁーた勉強してる。少しは俺とお話しようよー!」


「教科書とお話してるから大丈夫。歩奈ちゃん、徹連れてって。」



芹「私も今回ばかりは徹の味方につくよ。A、少し休んだら?顔色悪いし…。」





Aは、大丈夫だよと力なく笑う。


目の下の隈はとれるどころか濃くなっていて、少しやつれているような気もする。




やっぱりなにか引っかかるなぁ。





芹「って、次生物じゃん!」


及「えぇ!?あと5分でいけるかな?」





ノートや教科書を持って生物室に向かおうとしたとき、後ろで何かが倒れる音がした。






及「A?!」





振り向くとAが倒れていた。








芹「どうしよう!!……徹?」





及「保健室連れてく。先生に俺とA、授業休むって言っといて。」






Aをお姫さまだっこすると、あがる黄色い歓声。




そんななか、保健室へ急いだ。

















及「そういえば、前もこんなことあったね。」





静かに寝息を立てるAにぽつりとつぶやく。






保健室の先生が『またあなたたち?!』とびっくりしていた。





倒れた理由まで同じなんて、ということは原因はまたさわやかくん?







「…………………ん、徹?あれ、ここどこ?」



及「保健室。A、倒れたんだよ。」





そう言うと、大きくため息をついた。


ため息つきたいのはこっちなんだけどね、Aちゃん。






及「A、ちゃんと食べてる?ちゃんと寝てる?」

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びじゅ - このお話に出会えて良かったです (2019年7月24日 18時) (レス) id: 29491d0de8 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 奏 - とても素敵な物語でした。ありがとうございました (2018年11月21日 17時) (レス) id: 4558ce44e2 (このIDを非表示/違反報告)
いちごって美味しいよね - 最高でしたぁぁぁ!!! (2018年9月13日 0時) (レス) id: 9e74247a01 (このIDを非表示/違反報告)
ミーシャ アルグ - 面白かったです!最高(・∀・)イイ!! (2017年1月1日 11時) (レス) id: a8d11639cf (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - すごい感動しました…!その才能、分けてほしいです!! (2016年10月19日 2時) (レス) id: f6717c82fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らるこ | 作成日時:2014年10月15日 23時

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