関係者恋愛

社長様 ページ7

Aside


社長のHIROさんってどんな方だろう…
怖かったりするのかな…




緊張に包まれながらドアをノックすると
『はい、どーぞー』
なんて優しそうな声が聞こえた




A「失礼します。初めまして渡邉Aです。水上さんからご紹介いただいて来ました」

HIRO「初めまして。HIROです(^^)そんな緊張しなくていいよ〜笑」

A「あ、すみません…」

HIRO「Aちゃんが来てくれて嬉しいよ!!登坂とNAOTOも激推ししてたし笑」

A「いえいえそんな…」

HIRO「あれだよね、LDHの事とか全然知らないんだよね??」

A「すみません…テレビをあまり見なくて…あ、でも雑誌でお見かけするので無知というわけでは無いんですけど…」

HIRO「全然良いんだよ!!むしろ詳しく無い方が有難いんだ」

A「え??」

HIRO「三代目が言ってたよ。初めてのスタイリングで新鮮だって。反響も大きくて凄い好評だった」

A「あ、有難うございます!!」

HIRO「メンバーの事を知らないAちゃんだからこそ出来たスタイリングだと思うし、これから知っていっても更に良くなる気がするんだ」

A「なんかすみません…」

HIRO「え…!?!?何で謝るの笑」

A「自分自身あまり目標もなく美容師になって、好きな服を自由にスタイリングしただけなのにスタイリストになってしまって…」

HIRO「……??」

A「決して自分の力ではなく、三代目の皆さんに着て頂いたから服がより素敵になったんです。それなのにこんな…いいのかな…と………」

HIRO「やっぱり聞いてた通りだ笑」

A「え…………」

HIRO「Aちゃんの魅力、俺はもう気づいた。これから一緒に仕事していくのが楽しみだよ笑」

A「えっと…」

HIRO「今のAちゃんのままでいい、好きなようにやって!!主にGENERATIONSを担当してもらうんだけど、いい奴ばっかりだから絶対大丈夫。」

A「あ、はい…」

HIRO「今日リハしに来てるから顔合わせしにいっちゃおうか」

A「宜しくお願いします!!」

HIRO「はーい笑 じゃあ行くよ」

A「はい…!!」




水上さんに続き…
HIROさんも不思議な人だ…
一つ一つの言葉の奥深くに多くの意味があるような
引き込まれる感じがする…

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