表情 ページ41
GENERATIONSの楽屋にて
・
ツアーの衣装が着々と決まっていって
今日は第一段階の衣装合わせ
亜嵐から順番に合わせてくんだけど…
やっぱり気になるあの事…
聞いていいのかな。
でも亜嵐がどんな風に話してくれたのか知らないし
なんて聞けば……
なんて考えてたら
亜嵐「何その顔ぶっす笑」
なんて言われる始末…(-_-)
A「どうせ私はブスですよ」
亜嵐「っはは笑 嘘だよごめんごめん」
A「あの、さ………」
亜嵐「悠人の姉ちゃんの事でしょ」
A「うん」
亜嵐「A」
A「ん?」
亜嵐「恨むのやめるって」
A「え……?」
亜嵐「Aの事、もう恨まないって」
A「でも…」
亜嵐「あの人が何でここを辞めたのかは知らねえけど、色々考えて決めたんだと思う。」
A「私が………」
亜嵐「違う。」
A「だって吉田さんはスタイリストとして物凄い人で!だかr『A?』」
亜嵐「Aはもう、悠人に謝るのやめていいんだよ。」
A「……っっ」
亜嵐「悠人の姉ちゃんにも母さんにも謝らなくていい。自分の好きなように、自由に生きていいんだよ。」
A「_____」
亜嵐「玲於が前に言ってた。『傷ついたことがある分、他人に優しく出来るAを尊敬してる』って。俺もお前を尊敬してる」
A「そんな……」
亜嵐「もうAは十分傷ついたよ。これからはAのしたいように、やりたい事をやりな」
A「亜嵐…」
亜嵐「ん?」
A「少し…頑張ってみる…」
亜嵐「うん。俺も一緒に頑張る(^^)」
亜嵐は真剣な顔で
真っ直ぐに目を見て伝えてくれた。
多分
というか絶対
すぐに今の考えを変えるなんて無理なんだろうけど
少しはこの人のために
GENERATIONSのために
自分の自由を使ってみたい
そう思った。
・
・
・
玲於「A次俺やって」
A「あっ、はい!」
亜嵐「ねえ待ってよ。まだ俺の番なんだからさ〜」
玲於「亜嵐くん長すぎ!」
亜嵐「Aとお話してたんですー!ね?」
A「え?あ、うん」
玲於「A独り占めは駄目」
亜嵐「なんでよ」
玲於「俺“たち”の!スタイリストだから。亜嵐くんのじゃないでーす」
亜嵐「だってさ?」
A「ん?」
亜嵐「聞いてねえ笑」
A「はいOKです!次誰やりますか?」
玲於「だから俺だってば」
亜嵐「笑笑」
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みき - こちらもう更新はしないのでしょうか(o_o)? (2018年10月18日 5時) (レス) id: 662c523eac (このIDを非表示/違反報告)
zawaoooo(プロフ) - このお話ってもう完結ですか? (2017年10月23日 12時) (レス) id: f606d5aceb (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの - 面白いです!応援してます! (2017年8月18日 13時) (レス) id: 6bf930e175 (このIDを非表示/違反報告)
paruparu(プロフ) - ゆたさん» ご指摘有難うございます!! (2017年4月14日 1時) (レス) id: 4e835508f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆた - 空いたかったじゃなくて会いたかっただと思うんですけど... (2017年4月12日 9時) (レス) id: 9264c98718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:parusa | 作成日時:2016年12月29日 21時