過呼吸 ページ32
玲於「A!!!!」
ずっと震えてたAがエレベーター前でいきなり倒れた。
過呼吸になってるAに焦って
取り敢えず名前を呼んで落ち着くようにしてはいるけど
A「……っ………はぁっ………」
玲於「A落ち着いて…!大丈夫だから!」
?「玲於!?」
玲於「臣さん!」
広臣「え、A!?!?」
玲於「過呼吸でいきなり倒れて…っ!」
広臣「分かった。玲於取り敢えずなんか袋探して!」
玲於「はい…っ」
臣さんが通りかかってすぐにAの手を取り落ち着かせようと背中を撫でる。
俺は袋を探しに行った。
広臣「A大丈夫だよ。俺の顔見てゆっくり息吐いてごらん」
A「………っ………はぁ…っ」
広臣「大丈夫。ゆっくりゆっくり。」
顔を見ながらゆっくり呼吸をするよう伝えて
途中俺が持って来た紙袋を口元に当てる。
A「はぁ……はぁ………はぁ………」
だんだんとAの呼吸が落ち着いて来て
広臣「A大丈夫だからな。俺も玲於もいるから」
臣さんがそう伝えると安心したように目を閉じた。
玲於「疲れただろうから医務室運びますね…」
広臣「うんお願い。ゆっくり寝かせてやって」
臣さんに手伝ってもらいながらAを背負っていると
広臣「何かきっかけあってこうなった?」
玲於「あ、えっと………」
言いにくい…
あの人確か三代目さんのスタイリストだったよな…
広臣「え、何?」
玲於「いや、その………」
広臣「もしかして…よっちゃんが関わってる?」
玲於「よっちゃん?」
広臣「俺達のスタイリスト」
玲於「……はい」
広臣「やっぱそうなんだ」
玲於「え?」
広臣「何でも無い。俺は亜嵐に伝えてくるから先行ってて」
玲於「はい。お願いします」
臣さんは亜嵐くんの元へと向かい
俺はAを連れて医務室へと向かった。
玲於「軽すぎんだろ…」
なんてAの体調を心配しながらベットに降ろし
布団をかけて横の椅子に腰掛けた。
亜嵐「Aっっっ‼」
玲於「亜嵐くん大丈夫。今は熟睡中」
亜嵐くんは「まじびっくりしたわ」なんて言いながらAの寝顔を見て安心したように頭を撫でた。
玲於「臣さんから聞きました?」
亜嵐「うん…あの人が関わってるのはね」
玲於「俺、その話聞きたい」
亜嵐「………分かった」
1991人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みき - こちらもう更新はしないのでしょうか(o_o)? (2018年10月18日 5時) (レス) id: 662c523eac (このIDを非表示/違反報告)
zawaoooo(プロフ) - このお話ってもう完結ですか? (2017年10月23日 12時) (レス) id: f606d5aceb (このIDを非表示/違反報告)
ほのぼの - 面白いです!応援してます! (2017年8月18日 13時) (レス) id: 6bf930e175 (このIDを非表示/違反報告)
paruparu(プロフ) - ゆたさん» ご指摘有難うございます!! (2017年4月14日 1時) (レス) id: 4e835508f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆた - 空いたかったじゃなくて会いたかっただと思うんですけど... (2017年4月12日 9時) (レス) id: 9264c98718 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:parusa | 作成日時:2016年12月29日 21時