関係者恋愛 (ページ30)

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動揺ページ30

【直人side】

直人「臣…………」

広臣「はい………」

Aちゃんがお手洗いに行って
残された俺たちは…

直人「どうゆうこと⁇」

広臣「A、前にもよっちゃんの話したら動揺してて、なんかあるのかなって」

直人「弟さんが関係してる感じなんだろうね」

広臣「そうっぽいですよね」

直人「Aちゃんに直接聞くのは無理そうだよね」

広臣「亜嵐…ですかね」

直人「そうだね…」

その後すぐAちゃんは戻ってきて
まあ元通りとはいかなくても楽しく終わった食事会。

途中途中に
無理して笑ってるような部分があって、

短期間でもこんなに大好きになったAちゃんのこんな顔見たくないって
素直にそう思った…

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次の日

亜嵐「おはようございますー」

事務所に来たら
亜嵐が丁度来て早速聞いてみる

直人「俺たちのスタイリストのよっちゃん知ってる⁇」

亜嵐「あ、凄腕の方ですか⁇」

直人「そうその人。知ってんの⁇」

亜嵐「いや、前にAが聞いて来て」

直人「なるほど。昨日ね臣とAちゃんと飯食いに行ったんだけど」

亜嵐「あぁ聞きました‼お世話になりました」

直人「いやいや全然。その時よっちゃんの話しになって、異様に反応したんだよね」

亜嵐「Aがですか⁇」

直人「そう。だから亜嵐なんか知らねえかなーって」

亜嵐「そうですね…あいつが人に興味持つこと自体珍しいんですけど…」

直人「そうなんだ。あ、あと…」

亜嵐「…⁇」

直人「吉田さんの弟さんは生きてるんですかって」

亜嵐「え⁉吉田!?!?」

直人「知り合い⁇」

亜嵐「弟…」

亜嵐は何か考え込んで険しい顔をした。
でもそこに俺は突っ込んじゃ行けないような気がして

直人「なんか辛そうだったから心配になってさ。俺達じゃ何も出来ないから亜嵐支えてあげてよ」

亜嵐「すみませんわざわざ。直人さん、有難うございます」

直人「いいえ(^^)」

亜嵐「Aは幸せ者ですね…」

直人「ん⁇」

亜嵐「直人さんにまで心配して頂いて」

直人「Aちゃん良い子じゃん。俺、あの子の性格凄え好きだよ笑」

亜嵐「なんか俺が嬉しいです笑今まであいつ、誤解されて生きて来たから…GENEもあいつを受け入れてくれてて」

直人「亜嵐も良いやつだよ。Aちゃんに亜嵐って友達がいて良かった」

亜嵐「やばい俺泣きそうなんですけど抱きついて良いっすか」

直人「絶対やめて笑」