関係者恋愛

試写会 ページ26

次の日

亜嵐の映画の試写会用衣装をスタイリングして
そのまま一緒に会場へと向かう。





亜嵐「初だね、2人で仕事」

A「うん笑」

亜嵐「この間直人さんにAを貸せって言われたよ笑」

A「え⁇笑」

亜嵐「三代目の皆さんめっちゃAを気に入ってるから」

A「有り難すぎる。良い人ばっかだね…」

亜嵐「Aが良い人だからだと思うけど」

A「またまた〜笑」

亜嵐「ほんとに笑」

A「あ、そういえば亜嵐、三代目さんのスタイリストさんに会ったことある⁇」

亜嵐「無いけど…なんで⁇」

A「え、いや…凄腕って聞いたからどんな人なのかなーって」

亜嵐「ふーん」

A「なに」

亜嵐「他の理由は⁇」

A「え…⁇」

亜嵐「あんでしょ。他に理由」

A「ないよ…」

亜嵐「なら良いけど。誰かに興味示すなんて珍しいから」

A「人聞きの悪い…」

亜嵐「ごめんごめん笑」





やっぱり吉田っていう名字が気になって
別に珍しい名字でもないんだけど…

どこか不安がずっと残ってるから
亜嵐に聞いてみた

けど、見たことないんじゃ駄目か…

亜嵐はたまに鋭いから困る。
本当のこと言ったらまた気にすんなって言われるだろうし





亜嵐「A⁇」

A「ん⁇」

亜嵐「なんかあったら言えよ⁇」

A「うん。亜嵐有難う」

亜嵐「いーえ」





もう心配はかけたくない。
散々守ってもらったから

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