関係者恋愛 (ページ22)

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連絡ページ22

亜嵐「ねえ玲於遅くない⁇」

メンディー「確かに遅いね」

というのも
いつもは隼さんより早く来ている佐野さんが来ていなくて
隼さんはすでに着替え終わっている状態のため
佐野さんに対する心配の声が集まったわけで…

亜嵐「A連絡して」

A「えっっ!?!?」

亜嵐「玲於が起きてるか確認の」

A「私が!?!?」

亜嵐「そう。最適でしょ」

龍友「そうやな。それがええわ」

隼「えー玲於朝から羨ましい」

裕太「俺もAちゃんに電話して欲しいわ～」

涼太「遅刻しかけてる人に羨ましいって笑」

メンディー「Aちゃんお願いしてもいい??」

A「え……あ、はい……………」

『玲於の反応が楽しみだね』
なんて盛り上がってる楽屋とは裏腹に
唯一連絡をとっていない佐野さんに連絡、しかも電話をするのは勇気のいることで…

pururururu－pururururu－

電子音に心臓がばくばくになりながらも耳を傾ける

しばらくすると電子音が無くなる
だけど『もしもし』などの声はなく静かで

携帯画面を確認してみるがやっぱり通話中で…

A「あの…もしもし…………」

玲於「…………………………………………誰」

勇気を出して声を出すと
沈黙の後に低く短い佐野さんの声が

A「あ、あの……スタイリストの渡邉です。」

玲於「渡邉………スタイリスト………え、A!?!?」

A「あ、はいそうです…!!佐野さん今どちらにいらっしゃいますか??」

玲於「どちらって家………やっべぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

声と同時に慌てて起き上がったような布団の落ちる音と足音がどんどん離れて行く感じ…

しばらくすると足音が近づいて来て

玲於「Aまじごめん。すぐ出る!!!!!!!!!!!」

A「あ、はい!!!!!!!!お気をつけていらして下さい」

慌てた様子の佐野さんが電話を切り通話は終了。

ニヤニヤしながらこちらの様子を見ている皆さんに一応の報告を入れる。

A「今から来られるそうですよ」

裕太「どんな感じやった??」

A「すごく慌ててました」

裕太「Aちゃんに対して??」

A「え??」

裕太「え??」