関係者恋愛 (ページ21)

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通知ページ21

家に着き携帯を開くと
さっき連絡先を交換したGENERATIONSメンバーからの通知。

『追加したよ。宜しくね～』

と、皆さんが送ってくる中
一人だけ違うタイプの人…

A「佐野さんから来ない……………」

それはもちろん佐野さんで
自分から連絡するのが礼儀だけど
皆さんがして来てくださっている中で佐野さんにだけ自ら連絡する事に戸惑ってしまう…

明日も連絡来なかったら自分からしよう。
とまあ上から目線で決めて布団に入った。

次の日
朝早くから衣装確認のため楽屋に入る

A「あれ、おはようございます…」

涼太「あ、Aおはよー」

昨日の流れのまま呼び捨ての涼太さん
朝早いのに爽やかな笑顔で
本を片手に足を組む姿はまるで王子様だ。

A「早いですね」

涼太「今日ね、映画の宣伝用撮影があったから」

A「お疲れ様です」

涼太「有難う笑 Aも早いね、いつもこれくらい??」

A「はい。大体この時間です」

涼太「そうなんだ。お疲れ様です笑」

A「有難うございます笑」

涼太「今日もお洒落だね」

A「いえいえそんな…!!」

格好はロングのチェックシャツに
ダメージの入った黒スキニー
シルバーのアクセサリーに靴はショートブーツ

涼太「どこで服買ってるの??」

A「んーあんまり特定は無いですね…これはユニクロです笑」

涼太「え!?そんなにカッコよくなるならユニクロも絶対嬉しいよ笑」

A「涼太さんって面白いですよね笑」

涼太「そうかな⁇笑」

A「はい笑」

涼太「ねえ一つお願いがあるんだけど…」

A「…………⁇」

涼太「俺の私服考えてよ!!」

A「私服ですか⁇」

涼太「そう‼朝これ着たいって一個送るからそれに合うやつ教えて!!」

A「…なるほど」

涼太「あ、朝は忙しい⁇」

A「全然大丈夫なんですけど…私で良いんですかね……」

涼太「Aがいいんだよ笑お願いしてもいい⁇」

A「はい。お願いします」

涼太「よっしゃー!!!!!!!!!!!!」

ガッツポーズをして王子スマイルを見せた後
再び本を読みだし、
Aは衣装チェックを始める。

途中で世間話を挟みながらメンバーの到着を待つ。