関係者恋愛

始まり ページ12

前日にグーグルさんを使ってGENERATIONSについて調べ尽くし
今までのMVや雑誌の雰囲気を確認した。

その上で一人一人考えて
皆さんならなんでも合うんだろうなーなんて思いながらも無事に完成。
実際にそれを着てもらうと
やっぱり皆さんかっこいい…



裕太「これ俺の⁇」

A「はい。首元のスタッズだけ変えたいんですけど…」

裕太「やばいな。お洒落やわ」

A「裕太さんやっぱゴールドの方が似合いますね」

裕太「………すげえ」



裕太さんは踊る時のキレがより一層目立つように
光沢のあるゴールドをポイントとしたスタイリング




メンディー「Aちゃんこれでいい??」

A「メンディーさんちょっとルーズな雰囲気を出したいので袖緩めにまくりますね」

メンディー「有難う‼」



メンディーさんは身長も高く振り幅も大きいので
動き映えする何種類もの布が使用された大きめのブラウスで
ゆるい雰囲気にしながらも襟があることで締まりも作る。



玲於「かっけえ」

A「あ、イメージ通り…」

玲於「え⁇」



佐野さんは細身で色白なので
濃いめの色を合わせアクセサリーでアクセントをつける。
下半身をシックにまとめつつ
白ソックスで抜け感を出す。



A「白ソックス…佐野さん似合ってたのでどうしても使いたくて」

玲於「これすげぇ好きなんだけど一個だけ不満」

A「……すみません」

玲於「名前」

A「え……」

玲於「佐野さんって言った」

A「ま、間違えて…無いですよね………⁇」

玲於「間違えてねえけど玲於な。佐野さんじゃなくて玲於」

A「あ………」

玲於「みんな名前呼びなんじゃねえの⁇」

A「なんか佐野さんは電話で"佐野さん"って覚えちゃったので変えずらくて…」

玲於「変えて。」

A「名前呼びにですか⁇」

玲於「そう。言ってみ」

A「…………玲於さん」

玲於「別にさん付けいらねえけど」

A「無理です!!!!!!!!!」

玲於「まあいいや。Aでいい⁇」

A「全然大丈夫です」

玲於「A」

A「はい⁇」

玲於「すげー気に入った。有難う」

A「い、いえ………」



佐野さん……いや、玲於さんにこう言われて素直に嬉しかった。
気に入った。有難うってこんなに嬉しいんだって…

でも、
玲於さんにだけどこか苦手意識がある。
自分でも気づいてるけど…

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