冬に絶縁宣言し猛ダッシュで家出をするのには少し勇気が要る ページ1
『御父様、御母様、急に呼び出して申し訳ございません』
母「別に良いのよA。」
父「話と云うのはなんだ。」
云うんだ!
『今日で絶縁してください』ニコ
云い終わると私は猛ダッシュで家を出た
それはもう凄い速さで
オリンピック出れるんじゃね?(無理)
御母様と御父様とは仲が決して悪かったとかではない
むしろ仲は良かった方だと私は思っている
御兄様や弟とも楽しい生活を送っていた
"普通"の何処にでも居るような家族だった
しかし、"一部"を除いて___
私の一族は代々暗殺をしている
人の死体なんて数えきれない程見てきた
私も明日から暗殺者として人を殺さなければいけない____
『そんなのやってらっれかよ!』
と絶縁をしたと云う訳です
______________
『此処まで来たら安心ね。』
あんだけ猛ダッシュだと体力が持たない
着ていた着物が大分乱れていた
今の今まで着物は使いの人たちが着せてくれていたから着方が自分では良く判らない
あぁどうしよ。
羽織を忘れてきたから寒い
雪も降ってきた
こうなったら作戦は1つしかない!
.
.
.
『寝よう←』
私は近くの路地裏で寝ることにした
え?襲われませんか?
大丈夫です。(多分)
ではお休みなさい
フワッ
『………ん?』
爆睡していた私だが誰かに持ち上げられ起きてしまった
なに?私今凄い高い高いされてるんですけど?
「だ、ダメですよ太宰さん!誘拐になりますよ!?」
「良いではないか。こんな美少女をこんな処に置きっぱなしでは可愛そうだ。探偵社で保護をしよう!」
わたわたしている男の子と
私を高い高いし目を輝かせている男性。
いや誰?
『どちら様でしょうか?』
「あ、起きたのかい?随分長い間眠っていたね。」
男性は私を見るとにこりと微笑んだ
『どのくらいこの様な状況に?』
「2、3時間くらいです」
次は男の子が申し訳無さそうに云ってきた
『そうですか。』
2、3時間って………ドンだけやってんのよ君達
『あの。すみません。』
「なんだい?」
うわ。まだ目を輝かせてるよこの人。
『保護してもらっても良いですか?』
この際、この人たちに保護してもらった方が良いだろう
「本当かい?!」
ますます目を輝かせてきた
ちょっと心配かもしれない(汗)
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ミレー - 赤井林檎さん» 嬉しいです(*TーT)b 羅生門の黒獣てっモフモフしてそうですよね三( ゜∀゜) 続き楽しみに待ってます(*^□^*) (2019年12月31日 10時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
赤井林檎(プロフ) - ミレーさん» そうですね´‐` きっと甘い美味しいものを採ってくれますよ! (2019年12月30日 18時) (レス) id: 0badc6b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 芥川様となら苺狩りに行っても良いですね(^ω^) (2019年12月30日 16時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
赤井林檎(プロフ) - さにゃんさん» 読んで下さってありがとうございます!更新頑張ります! (2019年12月29日 9時) (レス) id: 0badc6b9f6 (このIDを非表示/違反報告)
さにゃん - メッチャ面白いです!更新楽しみにしてます! (2019年12月28日 22時) (レス) id: f4c79a7791 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤井林檎 | 作成日時:2019年11月8日 22時