トイレから出たら太宰さんに会いました(白目)【文スト】【トリップ】

25 ページ31

『まぁ？ 私にかかれば何でも判ってしまいますからっっ！』




ドヤ顔の私。







『さぁ皆さん。帰りましょ』





今まで空気だった敦くん達に云いながら樋口さん達を通りすぎ通に出ようとすると樋口さんに手首を捕まえられる。






『………どうかされましたか？』





「ま……待ちなさい！ 生きて帰す訳にはいけません」




積極的ね。Aちゃん惚れちゃうわっっうっふぅん ←←





『キャー助けてーだーざーいーさーん(棒)』






「やれやれ」





溜め息をつきながら太宰さんは樋口さんの手を私から引き剥がしてくれた。





それでも逃がさない！ と威嚇してくる樋口さん。






何だか、昔飼っていた犬の太郎を思い出すよ…






確か、シュークリームが好きだったよなぁ……







とか思いながら、樋口さんへの対処を考えていると＿＿＿＿








「諦めろ樋口 お前では勝てぬ」







止めてくれたのは何とあの芥川パニーニ。






「太宰さん今回は退きましょう＿＿＿









　しかし人虎と小娘の首は必ず僕らマフィアが頂く」









ん？







芥川パニーニ、わたすのこと見てねぇか？？(なまり)






「僕と…………」






『私も？？』






わぁい？？







原作と違うわよ！！？






『何で私もなん？ 私、何かしましたか？』






「人虎は小娘が言った通り、小娘は…………









………









……









……









知らない。」






と外方を向く。






可愛いかよ。





『はぁああああああああああああ！？』




私の声が裏路地に響き渡る。





んん？





どうしたのかな？






私の事、適当過ぎててワロタ(真顔)。






「…………森さんか」





と太宰さんが呟く。








えぇ！？






なんで太宰さん、今ので判ったん？？






てか森さんって森鴎外さんの事を仰っていらっしゃいますか？






そう言えば、掃除の机つりの時に椅子に森鴎外って書いてあったな





こいつ、絶対に文ストか文○ルか東京なんちゃら好きやん(笑)とか思ったわ〜







え？ 作者の話なんてどうでも良い？







ごめんなさい。









「探偵社にはいずれまた伺います その時 素直に二人を渡すなら善し







渡さぬなら＿＿＿＿＿＿」






『戦争ですか？』





「その通りだ」






『言っておきますが、私は強いです』






自画自賛した所で私達は探偵社に帰った

26　太宰治氏の最近の悩み→←24

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す