ストーップ！！ ページ31
ガタンゴトン
ガタンゴトン
「はぁ〜ぁ。暇だなぁ。土方さんどーしたかなぁ」
あんな形で真選組から退くなんてさ
後で見つけたら追い回してフィギュア全部切り刻んでやる
もちろん総悟と一緒にね！
沖「ちゃんと見張りしてんだろーなお前」
「もちのろんよ。どこ行ってたの？総悟」
沖「ちと野暮用でい。ん？なっ、あれはっ」
「？どしたん、すんごい顔して。…え？」
沖「近藤さん！！！」
「伊藤さん！？何してるのあれ！！」
伊藤さんについてきた隊士達が近藤さんに刀を向けてる。
どういう事？謀反を起こすって事？？
やめてよ伊藤さん！！そんな事したら…
もういつもみたいに過ごせなくなるじゃん
―――
「伊藤さん！！近藤さん！！」
先に突っ走って行った総悟に続いて入ってみれば、もう敵対モードな伊藤さんがいる。
そんな怖い顔で見ないでよ伊藤さん、、
いつも頭撫でてくれたじゃん！！
「こんな事止めましょう伊藤さん！！まだ今なら引き返せます！！」
伊「A。君はやはり土方派だ、この状況で引き返すなんて選択、僕にはないさ」
「え？土方派？？なんそれ？？」
沖「そんな派閥あったのもお前しんねーだろ」
「当たり前じゃん！！私にしたらなんとか派〜とかじゃなくて皆家族！！いなくなったら嫌な大事な人達だもん」
伊「はぁ。そうだった君はそういう子だったよ。」
えぇ？？なんでため息つかれたんだろ？？
近藤さんなんてウルウル泣いてるし
周りの隊士達もうっ…て言葉につまってるし
「だから、やめましょうよ伊藤さん。私、伊藤さんも大好きなんです。いなくなられたら嫌なんです！！」
伊「だったら僕側につけばいい。君なら大歓迎だよ、A」
沖「寝言は寝て言うんだな。こいつは余程の筋肉じゃねーとつれねーぜ」
「せっかくのお誘いですが私には将来を誓ったサカズキさんがいるんです！！だから伊藤さんのお嫁さんにはなれませんが家族じゃダメですか？」
沖「お前も寝言は寝て言え能無しが」
ピッ
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年9月11日 19時
