覗き見 ページ21
お！誰かきた！
んんんん？？？
...はっ、はぅぅっ！！
前開きのなんて逞しいお姿っ！！！
「デレェェ...」
いいなぁ、どんなお声かなぁ！
どんな人かなぁ！
話したいなぁ、声聞きたいなぁ！！
宿泊先アタックしてみようかなぁぁ！！
『♪♪♪』
「...ん？この音は...」
総悟？
なんだって言うのよこんな素晴らしい時に
「もっすもーす」
沖「なんでい出んの早ぇじゃねーか。暇なんか」
「んなわけないでしょーって。素晴らしい筋肉眺めるのに忙しいわよ！」
沖「お前、近藤さんと血の繋がりねークセにやってる事同じだよな」
「んなわけないでしょ！？私はちゃんとお話してるもん！！近藤さんは一方的にお妙ちゃんに迷惑かけてるじゃないの！！」
沖「いや同じな」
なんだよもー！！
嫌味言うためにかけてきたのー！？
「嫌味だけなら切るぞ！！私は忙しいんだっ」
沖「へー？いいのかよ、お前の大好きな伊東が帰ってきてるってぇのに」
「...わっつ？？」
今なんと？？
沖「伊東の野郎が今帰ってきてんだ。ついさっき屯所に着いてお前のこと探してたぜ」
なっ...なっ、なっっ！！！
「なんですとぉぉぉっっ!?!?!」
ﾌｨｨｨﾝｯ！
あ、ヤベ音割れた
沖「っっ！！チッ！うるっせぇな声のデカさ考えろい！！」
「だってだってだって！！！え！？本当に！？本当に伊東さん！？」
沖「だからそうだって言ってんだろ！！ったく、なんであのヤローがそんなに気に入ってんだか」
「だってだって！！伊東さんは私のお喋りに付き合ってくれるもん！！優しいもん！！お団子買ってくれるんだもんっ！！！」
沖「へぇーへぇ」
「剣の腕も確かだし！私伊東さんの教え方覚えやすくて好きなの！」
沖「...剣だったら俺でもいいだろい」
「そーごは感覚派じゃない！伊東さんはダメなとこも的確に教えてくれる！！」
沖「ﾑｽｯ))へぇーそうかよ」
「会いたいなぁー...そっちに帰れないのかな？」
沖「今はやめといた方がいいんじゃねーか」
「なんで？？」
沖「なんでもだ」
？？？
なにさ、変なそーご
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年9月11日 19時
