２６話！！！！！！ ページ41
太刀川「本当、恐ろしいよ。お前は」
A「あら。褒め言葉ですわね」
彼女が持っているのは、刀。
右手には米屋が持っている槍並に長い刀。
左手にはそれほど長くない短刀の二刀流。
A「残念だけど、貴方たちを先に行かせると、「あの子」が
悲しむのですよ。・・・・ごめんなさいね」
――――ゾクッ・・！！
それは殺気。
彼女から出てきた、恐ろしく強いもの。
毛の一本一本が逆撫でされているかのような不快感。
足の先がひんやりと冷えていくような空気の冷たさ。
横の迅でさえも軽く冷や汗をかいているほどだ。
風間「・・・どうやら、本気でおれたちを殺しに来ているようだな」
太刀川「こりゃ仕方ありませんね。風間さん」
迅「ああ。そうこなくっちゃ」
A「上等ですわ」
-------
――――ギィンッ！！！
刀と刀がぶつかり合う音がする。
太刀川「――――――っ！！！」
普通長刀だと、刀の先にまで力を入れなくてはならない。
彼女の刀は彼女が持つには長すぎる。しかも片手だ。
なのに、ひたすらに重く、早く攻撃を加えてくる。
――――――ミシッ・・・・！
太刀川「・・・！！！」
A「孤月って意外と柔らかいんですねぇ。」
馬鹿な。
孤月は攻撃手のなかで一番固いと言えるトリガーだぞ。
太刀川「・・・チッ。風間さん。こりゃあこっちが不利みたいなもんですよ」
風間「わかっている。・・・三輪」
三輪「・・・はい。」
風間「米屋と古寺と合流次第、Aを足止めしろ。
・・・だが倒すことに専念しなくていい。足止めしてくれるだけで十分だ」
三輪「わかりました」
太刀川「出水、お前も行け。風間さんが言ったように、倒さなくていい。
足止めするだけでかなり楽になるからな」
出水「了解っす」
迅「・・・だそうだ。A。大丈夫か？」
A「勿論。貴方こそ大丈夫？」
迅「おれのことは心配すんな。にしても、口調変えてんのか？」
A「・・・・・・。まさか」
迅「まぁいいや。頑張れよ」
A「互いにね」
さぁ。頑張りましょうか。「あの子」のために
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ハル(プロフ) - ありがとうございます！４０００ヒット記念の時に絵をだします！一緒の方がいいしね！ (2014年7月21日 15時) (
レス) id: 3b81eafddd (このIDを非表示/違反報告)
リリカ - 総合順位二桁 おめでとうございます！記念絵描いてくれると嬉しいなあ… (2014年7月21日 9時) (レス) id: 5362c4a371 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - リクエストありがとうございます！！ご期待に添えるかどうかはわかりませんが、是非見ていってください！ (2014年7月19日 13時) (レス) id: 3b81eafddd (このIDを非表示/違反報告)
にゃん - あの、もしよかったら、リクエストなんですけど、遊真くん×夢主ちゃんの切甘で軽く書いてもらってもいいですか？ (2014年7月18日 22時) (レス) id: 9ee5aebf90 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん - おお！復活してくれましたか！！これからも頑張ってください！ (2014年7月18日 22時) (レス) id: 9ee5aebf90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛場 結菜 | 作成日時：2014年6月29日 2時
