＊27 ページ27
「どうしてこうなるの？」
私はいま目の前の光景に、
ただ、ただ驚いていた。
さっきまで子供たちと警察病院にいたはずだった。
その後、観覧車に乗りに行くという子供たちを
毛利探偵事務所まで送り届け、
そしてなぜか誕生日に一人で居る私の存在を確認した蘭ちゃんに連行されてしまったのだ。
「安室さん、きっとお仕事大変なだけです。きっと大丈夫ですよ」
「ありがとう、蘭ちゃん」
誕生日なのに透さんから連絡がない私を、
蘭ちゃんはとても心配してくれた。
大変なことに巻き込まれていなきゃいいけど…
そう思いながらも心は落ち着かず、
いまは子供たちと居た方が気が紛れるので
一緒に行動することにした。
「しかし…ほんと凄いね、園子ちゃんは」
鈴木財閥のお嬢様の力は相当らしく、
この観覧車に子供たちを乗せることは簡単らしい。
「Aさんはどうしますか？」
「私は子供たちと一緒に観覧車乗るよ。楽しんでおいで」
「それじゃお言葉に甘えて…すみません」
恐縮そうに頭をさげる蘭ちゃんたちを見送る。
まぁ、水族館の方に行くと、嫌でも透さんを思い出しそうだったから…。
私は子供たちと観覧車に乗るべく
スタッフの後を付いて行った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1446人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
NANA(プロフ) - アオさん» アオさんありがとうございます！訂正してきます^ ^ (2018年5月4日 10時) (
レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 薔薇さん» 薔薇さん初めまして。楽しんでもらえて嬉しいです^ ^続きもよろしくお願いします^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - ちりさん» ちりさん初めまして。キュンキュンしてもらえて嬉しいです。更新頑張ります^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 安室さんに仕事は休みをとったのは、夜のうちに言っていましたよ？ (2018年5月4日 9時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
薔薇 - とても素敵なお話で、更新を楽しみにしていました。執行人編、とても楽しみにしております。 (2018年5月4日 0時) (レス) id: cb8b72a93d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：NANA
| 作成日時：2018年4月28日 16時
