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「Aさん、誕生日なんですか?おめでとうございます!」
「明後日だけどね。ありがとう、蘭ちゃん」
「だからちょっと早いけど誕生日ケーキを焼いてみました」
小首を傾げて微笑む透さんがそう言った。
、
、
透さんからポアロに呼び出されて向かうと
そこにはコナンくん、蘭ちゃん、毛利さん家族がボックス席で食事を取っていた。
コナンくん、蘭ちゃんには「こんにちは」と手を振り、
毛利さんに軽く会釈をしていつものカウンター席に座った。
「さ、Aさん。目を瞑っててください」
「…?わかりました」
キュッと目を瞑ると、黒の中に少し明かりが見えた気がして。
そして少しだけ顔が熱くなる。
「おめでとう、Aさん」
目を開けるとそこにはロウソクが灯る、可愛くデコレーションされた誕生日ケーキが置かれていた。
なんか感動してうまく言葉が出てこない。
「…透さん…!ありがとうございます!」
恋人にケーキを作ってもらうなんて初めてだ。
それを器用にこなしてしまう透さんって凄いと思う。
そして冒頭の蘭ちゃんに戻る。
「オメェはほんとーに器用だな」
「ははっ、毛利先生には色々負けますが」
「なぁーはっはっ!そりゃそーだろーよ!」
毛利先生との師弟姿を初めて見て、
なんだか少しホッとした。
彼は普通に接しているけど、
私にはこの間のコナンくんの言葉が言葉が頭から離れないでいた。
『組織の安室っていうーーー』
会話を聞いているとどうも組織が探偵組織には結びつかなかった。
FBIやコナンくんにそんなこと言わせる透さんってーーー…
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NANA(プロフ) - アオさん» アオさんありがとうございます!訂正してきます^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - 薔薇さん» 薔薇さん初めまして。楽しんでもらえて嬉しいです^ ^続きもよろしくお願いします^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
NANA(プロフ) - ちりさん» ちりさん初めまして。キュンキュンしてもらえて嬉しいです。更新頑張ります^ ^ (2018年5月4日 10時) (レス) id: 33232cc3d6 (このIDを非表示/違反報告)
アオ - 安室さんに仕事は休みをとったのは、夜のうちに言っていましたよ? (2018年5月4日 9時) (レス) id: 95a693fe0b (このIDを非表示/違反報告)
薔薇 - とても素敵なお話で、更新を楽しみにしていました。執行人編、とても楽しみにしております。 (2018年5月4日 0時) (レス) id: cb8b72a93d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NANA | 作成日時:2018年4月28日 16時