solis (ページ8)

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＿Koji

今日は大学の講義が全部なくてバイトもない
つまり俺は、暇！

共有しているスケジュールを見ると、あ！しょったくんも休みやん～
まぁまだ朝の８時ってことで？
しょっぴー全然起きてこないんやけどね

みんな仕事や学校に向かって今家におるのは俺と翔太くんと辰くん
今日はさっくんも外仕事でおらん
辰くんは、朝の分の薬と睨めっこしてる(笑)

『辰くん？いつまで睨めっこしとんの？』
紫「ん～もうちょい水飲めたらすんなり飲めるんだけどな～」

水分制限もあって飲まなきゃいけない薬の量と飲んでいい水の量があってない！！
っていつも文句言うとるんよなぁ
まあ俺の一存で？お水飲んでええよとは絶対言えへんからなんもできないんだけど

紫「…よし。……うぇ、まっず…」
『お！全部飲めたやん～～！』
紫「おい康二～、兄貴をバカにしているなぁ？」
『だって事実やん、何分かかってんねん』
紫「うるせっ！」

ほんまに兄貴なんか？って思うくらいお茶目なとこある辰くん
うん、ほんまに面白くて最高の兄ちゃんやで(笑)

自分の部屋に向かった辰くんと入れ替わりに
ボッザボサの寝癖を付けて降りてきた翔太くん

青「おはよ…」
『おはよう、めっちゃ寝癖すごいで？』
青「…んぇ？まじぃ？」

頭をポリポリ掻きながら洗面所に向かう翔太くん
指名たくさん受けてるカリスマ美容師さん
お家にいるときの姿からは想像できひんよな

『なぁしょっぴー』
青「んぁ？なに～？」
『暇やねんけど、どっか行かん？』
青「…いや、なんで？康二一人で行ってきなよ」
『それはつまらんやん？』
青「いや知らねぇよ」

翔太くんインドアやからなぁ…俺一人で行くしかないんかなぁ…
どうしようかと考えていると、降りてきた辰くん
今日の分の仕事、もう終わったんやて

『じゃあ暇ってこと？！』
紫「うぇ？まぁ、うん…暇だけど？」
『今日病院もないやろ？どっか行こうや！』
紫「どっかってどこよ(笑)」
『…ん～久々にゲーセンとか？後俺、服みたいねん』

断られるかなって思ったら、いいよ～ってのんきな返事が返ってきた
やっぱり、辰くんって優しい！
そうと決まれば、さっと準備していざ！！

青「なぁ俺も行っていい？〇〇行くんでしょ？」
『おお！ええよ？なぁ？辰くん』
紫「うん、もちろん。１人でいるの寂しくなったの？」
青「バカ！んなんじゃねぇし。買わなきゃいけねぇもん思い出したの！」
『も～行くで？』
紫「はーい」