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「うるせ。コージ、今日ってスイーツなに？」
「は、はい…！ベルギーチョコのガトーショコラでございます。」
「んじゃそれで。飲み物はミネラルウォーター持ってきて。」
「かしこまりました。リョウタ様は、いかがなさいますか？」
「俺はブラック。スイーツは遠慮しとく。」
「かしこまりました。」
コージが部屋を出ていくと、二人は各々の好きな時間を過ごす。ショウタは最新号の美容雑誌をながめ、リョウタはなにやら考え込んでいるのか、ボーッと窓の外を眺めていた。
「ねぇ、ショウタ。」
「んー？」
「コージって、可愛いよね。」
「……え？」
柴犬って、可愛いよね。位のテンションでとんでもないことを聞いてきたリョウタに、ショウタはいつもの数倍脳みそを回転させた。
「コージ？可愛い？」
「だから、ギャルソンの…」
「あーあー分かってる！分かってるから皆まで言うな！」
店のことなどフル回転した脳から飛んでいってしまったショウタは、大声でリョウタの声を遮る。
「個室とはいえお店だよ。静かに。」
「わ、分かってるよ！お前のせいだろ！」
キッとリョウタを睨み付けるが、本人は意味がわからないと言わんばかりに驚いた様子で、自分のことを指差した。
「で、なんで急にあいつのこと…？」
「いや、普通に接客中の笑顔とか、時々話してるときに混ざる方言とか、見てて微笑ましく感じるなと思って。」
「ふーん。コウジがね…。」
ショウタは、もう興味がないと言わんばかりに雑誌に視線を戻した。リョウタもこれ以上追及する気は無いようで、何も言わなかった。
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比呂(プロフ) - 初めてコメントいたします！ゆりこじが大好きなのでこの小説を見つけたときはすごく嬉しかったです！一気に読みました！�兇眛匹澆泙靴拭�これからも楽しみにしております！ (2021年5月20日 22時) (
レス) id: a496cb4725 (このIDを非表示/違反報告)
ろこ(プロフ) - ゆ〜さん» ゆ〜様 コメントありがとうございます。少しずつお話のテンポあげていきますので、楽しみにしていていただけると嬉しいです。 (2020年2月19日 0時) (レス) id: c2ca1181c3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ〜(プロフ) - 有閑倶楽部もスノも好きなのでこの作品に出会えて感動してます！笑 続き楽しみにしてます！！ (2020年2月18日 2時) (レス) id: 59480d1b07 (このIDを非表示/違反報告)
ろこ(プロフ) - 、さん» ご指摘下さりありがとうございます。確認が甘く不快な思いをさせてしまい申し訳ございません。 (2020年2月18日 1時) (レス) id: c2ca1181c3 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外て下さい。違反ですよ (2020年2月17日 16時) (レス) id: 5d9d69443a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろこ | 作成日時：2020年2月13日 21時
