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気がすんだのか、ギョンジュは殴るのをやめて出て行った。
誰が、いるんだろう。
顔も体も、全く痛くない。
それどころか、心がスッキリしてる。
何が起きてるの？
『…誰？どうして、私を守るの？』
なにも返って来ない。
『…スニョンなの？ねぇ、お願い。返事して。』
静かなこの部屋に、私の声だけが響く。
私はソファに座る。
誰が…。
目に見えない人…いるわけない。
私、本当におかしくなったんだ。
目を閉じると、いいにおいがした。
目の前にはココア。
考えてるときにココアを飲むのが、私の日常。
それは高校からのくせで、スニョンに影響されたもの。
誰が置いたの？
私…ソファから立ってないし、作ってもないのに。
飲んでみると、私の一番好きな、黄金比率。
またふんわりと香る、スニョンの香り。
スニョンかな。
違ってたとしても、ありがとう。
『スニョン、守ってくれてありがとう。ココアもありがとう。』
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HM(プロフ) - 早く続きが見たいです！頑張ってください！ (2018年7月4日 21時) (
レス) id: 6126f66cc7 (このIDを非表示/違反報告)
子犬子猫 - そんな過激でもないです。 (2018年3月12日 20時) (レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：子犬子猫 | 作成日時：2018年2月19日 20時
