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Aが、スニョンの香りがするって言った時、嫌な気分になった。


スニョンはもういないのに、Aは私に、何も感じないのって言った。





きっと、Aは気付いてない。

私もスニョンのことが好きだってこと。



スニョンがいなくなっても、忘れられないのに。


Aが今の彼氏と付き合ったって聞いた時、嬉しかった。





Aはもうスニョンを忘れられたんだって。

私は、ようやくスニョンを一人占めできるんだって。





でも、久しぶりに会った時、Aは…全然忘れてなくて。


それどころか、Aの中でスニョンの存在が大きくなってた。




確かに私とAは友達だけど、スニョンがAの友達になろうとしなかったら、私はAに話しかけなかったと思う。




私は、本当にひどい人だ。





高校時代、Aに相談された。


“スニョンが好きなんだ…。あ、本人には、言わないでよ。”



別の日には、スニョンに相談された。


“僕、好きな人がいるんだ…。”

“Aでしょ。”

“あ、分かる?本人には言わないでね。”





2人が両想いって知って、私はどうしようもなかった。

私だって、スニョンのこと好きなのに。



2人の幸せを願うしか、方法はなくて。


友達でもいいから、スニョンのそばにいたくて。





私は、Aのそばに居ることにした。



Aを利用することにした。

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HM(プロフ) - 早く続きが見たいです!頑張ってください! (2018年7月4日 21時) (レス) id: 6126f66cc7 (このIDを非表示/違反報告)
子犬子猫 - そんな過激でもないです。 (2018年3月12日 20時) (レス) id: 58d84dee9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:子犬子猫 | 作成日時:2018年2月19日 20時

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